原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

ローマ・ピサ・フィレンチェ 列車と徒歩の旅 -コロッセオ編-

2016年02月05日 | 旅行・グルメ
 (写真は、ローマの観光名所の一つ コロッセオ。 テルミニ駅から徒歩にて20分程の位置にある。   その他の写真につきましては、左欄フォトチャンネル「イタリア旅行偏1,2」に於いて既に公開しておりますので、ご参照頂きつつ本文をお読み下されば内容が把握し易いかと存じます。)



 本日のローマ観光は、午前中徒歩、午後は地下鉄利用の予定だ。


 テルミニ駅南口方面に出てまっすぐ歩くと、サンタ・マリア・マジョーレ教会がそびえ立っている。
 中に入ると数々の美術品が閲覧出来そうだが、本日のハードな予定を考慮して、外見のみの観賞に留めておく。

 サンタマリア教会を出てカヴール通りに出たつもりが、どうやら道を間違えているようだ。
 それにしても道路標識が少なく、一体自分達が何通りを歩いているのやら把握し辛い。 やっと大規模交差点に差し掛かり、メルラーナ通りを歩いていた事が判明する。 ここをラビカナ通り方面へ右折すれば、遠回りだが目的地のコロッセオに到着する。

 そして、コロッセオに到着。
 コロッセオには36年前にも訪れているが、当時は団体旅行バスにて訪問している。 ガイドさんから「はい、皆さん目的地に到着しました。 バスを降りて観光しましょう。」と指導されつつ他力本願に観光するのと、道を迷いつつも自力で歩いて目的地に辿り着くのとでは大きく趣が異なる事を再発見だ。

 そのせいか、36年前に訪れたコロッセオと今回のコロッセオとでは、まったくその様相が異なるかのように我が目に映る。
 徒歩ペースでゆっくりと我が身に迫ってくるコロッセオを見上げつつ、「あれっ? コロッセオってこんなに大きかったかなあ」、などと改めて感激である。

 さすが観光名所、世界中からの大勢の観光客でごった返している。 36年前にはコロッセオの中に入場して見学したが、今回長蛇の列を長時間並んでそれをこなしている暇はないと読んだ。
 娘には、「家に36年前の写真があるから、今回は入場は取り止めよう」と独裁的に促し、外見撮影のみに留める。


 コロッセオを通り過ぎると、間近にコンスタンチヌス帝の凱旋門がそびえている。
 

 ここで大失敗事態が発生。  何と、カメラの充電切れだ!
 やむを得ぬ事態に直面し、一旦ホテルへ戻って1時間でも充電し直すスケジュールと相成る。