原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

著名人のSNS利用は所詮無理があろう

2021年01月11日 | 人間関係
 昨日のニュース報道によれば、米国トランプ大統領のツイッター投稿が、米ツイッター社により永久停止に持ち込まれたようだ。

 「暴力をさらに誘発する恐れがあるため」との理由による措置だ。


 トランプ氏に限らず、国内外の政治家がツイッター等のSNSを利用して、好き放題に発言するのは今時珍しいことでもないが。
 
 私などは、ずっと違和感が否めないでいる。
 自分自身が立ち上げたブログ等にて、好き勝手に言論活動をする分には自己責任でやれば良かろうとも思うが。 (私自身もそうしている。)
 不特定多数の人間がアクセスして利用出来るSNS上の著名人による発言とは、自己責任とは言えども危険性が大きいのは当たり前の事実だ。 その危険を自ら犯しておきながら、「ヘイトだ!」等々と“被害者”ぶっている姿を見せられるのは、一般人の立場からは違和感が否めないし勘弁願いたいものだ。


 さて今朝方、ヘンリー王子ご夫妻に関するネット情報を見た。 以下にその内容を転載しよう。

 ヘンリー王子夫妻、SNSと決別 英紙  2021/01/11 03:34

 【AFP=時事】英国のヘンリー王子とメーガン妃が交流サイトの使用をやめたと、英紙が10日報じた。フェイスブックやツイッターなどのサイトにヘイト(憎悪)がみられ、次第に幻滅していったとしている。
 英国の高級日曜紙、サンデー・タイムズによると、ヘンリー王子夫妻は米国における新たな「進歩的役割」の一環として、SNSの個人的使用および仕事での使用を避けている。同紙が報じたヘンリー王子夫妻に近い情報筋の話によれば、夫妻は新設した「アーチウェル財団」でSNSを使用する予定はなく、夫妻がSNSの個人的使用を再開する「可能性は極めて低い」という。夫妻は昨年、主要王族の地位を離れる際の条件として、「サセックスロイヤル」という商標の使用を取りやめ、その後、多分野で活動する非営利団体、「アーチウェル」を設立した。
 英王族の地位を唐突に退いたヘンリー王子夫妻は昨年、米カリフォルニア州に移住。夫妻はこれまでオンラインでの存在感が際立ち、王室離脱前のインスタグラムアカウント「サセックスロイヤル」は、フォロワー10万人以上を集めた。
 一方で、夫妻は以前からSNSや英メディアの待遇に不満を持っていた。メーガン妃は過去の自身に対する悪質な書き込みについて「生きていけなくなるほど」と発言。ヘンリー王子も2016年に発表した異例の声明で、「数々のコメントに人種差別的な意味合い」が潜んでいると指摘し、「ソーシャルメディアでの荒らしにおける性差別や人種差別」を非難していた。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)


 私見だが。

 英国のヘンリー王子ご夫妻の現在の諸活動自体に関しては、私は肯定の立場だ。 敢えて英国王室を離れ、自主活動をされている若きお二人の姿はすがすがしくもある。
 ただSNSに自分たちのフォロアーを求めるのは、元より危険性が高かったはずだ。 それに依存してしまった挙げ句、悪質な書き込みに対し「生きていけなくなるほど(辛い)…」、とおっしゃるのは如何なものか? 失礼ながら“若気の至り”感が否めないのだが…


 と言いつつも、この原左都子も当該ブログに加えて、SNSの一つ「Facebook」を12,3年程前からだっただろうか? 利用している。

 ブログに関しては、現在コメント欄閉鎖の措置を採用している関係で、それ以降は特段の被害を受けることはない。
 コメント欄をオープンしていた頃は、やはり誹謗中傷の被害に遭ったものだ。

 加えて私自身は一切利用していないのだが、ツイッターに「原左都子」に対する誹謗中傷を見知らぬ相手より書き込まれた事もある。
 その書き込みによれば、「原左都子エッセイ集」は“ミニスカおばさんが公開性との駆け引きに悩みつつ公開する5流オピニオンブログ”であるらしい。
 現在は知らないが、この書き込みは長年ずっと掲載され続けていたようだ。 「原左都子」で検索すると、トップページに必ずやこれが掲載されていた。 
 ただそれを書かれた超本人である私など、「5流」とは素晴らしい褒め言葉だ、と感じ入った。 下手に2流、3流と書かれたならば私も少しは傷ついただろうが、「5流」との“超越した”表現を私は好んだものだ。(見知らぬ人に、我がブログをオピニオンブログの“流派”の端くれに入れて貰えるだけでも有り難い話だ。)😝 
 しかも、「ミニスカおばさん」。 よくぞまあ、我がブログを十分に観察して下さったものだ。 確かに我がエッセイ集の本文や写真欄等に「ミニスカ写真」を沢山掲載しているし~~。 😁  

 Facebookに関しては、開設当初より危険性の回避を十分念頭に置きつつ、友達の選択には念には念をいれ、現実世界の知り合い中心に20名程に絞り込んだため、被害は無かったと言えよう。
 そのFacebookがどういう訳かシステム上のトラブルが多く、当初立ち上げた我がページが昨夏頃より使用不能となっている。 現在は別の「原左都子」ページを作り、読者登録はゼロにして、当該gooより「原左都子エッセイ集」を転載する目的のみで一人静かに利用している。 (時々我がFacebookページにコメントを頂くことがあるようですが、申し訳ない事に現在Facebook上に「原左都子」ページが2部存在し、1部目が自分でも検索し辛いのに加えて、どちらにコメントが入っているのか自分でも不明状態です。 そのためコメント返答が不自由となっておりますこと、この場でお詫び申し上げます。)


 冒頭のトランプ氏の場合、その書き込みが米国民の集団暴力を誘発してしまい、数名の死者まで出してしまった責任は逃れられないだろう。
 ツイッター社によるトランプ氏のアカウント停止は当然の措置であろう。

 特に著名人の皆さんは安易にSNSに依存すること無く、自己の発言の舞台を慎重に吟味・選択して欲しいものだ。