原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

左都子の「自然科学概論小講座」 - vol.15 ー

2021年08月28日 | 学問・研究
 (冒頭写真は、原左都子の2度目の大学にてA先生にご指導いただいた「自然科学概論」講義ノートより転載したもの。)



 前回の小講座の最後の部分より、テーマは「コペルニクス革命」に入っている。

           
 コペルニクスの理論に於いては、円を46使用している。
 これに対し、プトレマイオスは円を70使用。
 円が少なくなると計算が楽になる。
 『天体の回転について』 1543年 この書物の計算法のみを受け継いだ。
 コペルニクは地球が動くことのみを主張したかったが、オシアンダーが、それはまずいと考えて、序文を付けた。
 コペルニクスは、天文学のプロフェショナルではない。
 ポーランド人かドイツ人かの論争もある。
 フロンボルの聖職者だったようだ。

           
 コペルニクスはパドヴァ(ベネチアの大学)で学び、別の大学で教会法の学位をとるためにその後再び学んだ。
 『天体の回転について』の著書は、そもそも出版する気はなかった。
 ピタゴラス派の見解としては、「太陽崇高」だが。
 コペルニクスは、太陽は火、火が宇宙の中心になるべきとの、「太陽中心説」を説いた。

 ポイルバハ(1423~1461)は、プトレマイオスの理論の解説書である『プトレマイオスのアルマゲストの概要』1496年 を発表した。
 コペルニクスはこの本を熱心に研究した。
 
 1538年にアルマゲストの『ギリシャ語原典』が印刷された。
 これにより、本さえあれば勉強ができる時代になった。 
 イコール、大学が絶対的なものではなくなってきた。
 
 コペルニクス説のメリット
  ● 惑星の距離が測れること
    これは一つのメリットではあるが、正しくはない。
    ゆっくり動くと遠くなる。 
  ● 逆行の周期が説明できる。
      T1 : 逆行の周期
      T2 : 惑星の公転周期
      T3 : 地球の公転周期
        T   T     T
        _ ー _ =  _  
        T3   T1    T3   これが説明できる。
    ただし、十分な根拠はない。

 当時は、プトレマイオス、コペルニクス間の決着を付けることはできなかった。 



 原左都子の感想だが。

 いや実際、下手な大学の授業よりも優れた著書の方がずっと役立つことはままあるのであろう。
 私の場合は2度通った大学共々、当該哲学者のA先生のみならず素晴らしい恩師の方々に恵まれ、実にラッキーだったと言えよう。


マクドナルドのリカちゃんです。

2021年08月28日 | 雑記
 (冒頭写真は、マクドナルドの付録についてきたリカちゃん人形。)



 原左都子がマクドナルドへ行ったのは、何年ぶりだっただろうか?

 職場にて新型コロナ感染をした疑いのある娘が、ここのところ自宅にてテレワークに励んでいるため、昨日娘のために昼食用にマクドナルドを購入しに出かけた。


 何年ぶりのことだっただろう。
 いや、意外とマックへはコロナ禍直前まで行ったかもしれない。

 店内は比較的混雑しているのだが、さすがに席は詰めずに一席ずつ空ける配慮がなされている。

 テイクアウトで購入したが、袋は店が無料で用意してありそれに入れてくれた。



 リカちゃん人形に話題を移そう。

 ハンバーガーのおまけの割には、良くできているなあ。

 これを御土産に持って帰ってやれば、1週間微熱で苦しみ続けた娘も少しは元気を取り戻してくれるだろうか?

 早速、私が付属品等をリカちゃん人形に取り付けて娘の部屋を訪れた。

 普段より寡黙な娘だが、ここ1週間程は微熱のためにいつもに増して元気がなかったが。


 少しは笑顔を取り戻してくれたようだ。😃