(冒頭写真は昨日原左都子が訪れた、現在 練馬美術館 にて無料開催中の小林清親氏による「増補 サプリメント」展から転載したもの。)
小林清親は、”最後の浮世絵師”とも呼ばれる、明治期を代表する浮世絵師です。
練馬区立美術館では、2015年に清親没後100年を記念し、「小林清親展 文明開化の光と影をみつめて」を開催しました。
この展覧会が機縁となり、清親の作品や資料、遺品類約300件の寄託を受け、その寄託品の中には、下絵図や自作の箱、裃などの身の回りの遺品も含まれていました。
今回はこれらの未公開、再発見の作品・資料を中心に展示し、2015年の展覧会のサプリメント(増補)として開催いたします。
練馬区立美術館では、2015年に清親没後100年を記念し、「小林清親展 文明開化の光と影をみつめて」を開催しました。
この展覧会が機縁となり、清親の作品や資料、遺品類約300件の寄託を受け、その寄託品の中には、下絵図や自作の箱、裃などの身の回りの遺品も含まれていました。
今回はこれらの未公開、再発見の作品・資料を中心に展示し、2015年の展覧会のサプリメント(増補)として開催いたします。
(以上、練馬美術館HPより転載したもの。)
世は、コロナ新変異株であるオミクロン株の脅威に関する話題で震撼させられている。
これは出かけたい場所へは早めに行っておくべきと判断した私は、早速練馬区立美術館へ当展覧会を鑑賞しに行くこととした。
この美術館は閑静な街中に位置しているのだが、入口前の紅葉が美しい。
入口前の「練馬大根うま」がシンボルの美術館であり、鑑賞者を出迎えてくれる。
動物たちのオブジェの公園を左に階段を上ると美術館へ到着する。
入館すると、さすが「無料」が人気なのか夏頃訪れた時期より入館者が多い感覚を得た。
館内から展望する庭園も美しい。
今回の展覧会の作家であられる小林清親に関しては、私は昨日初めて知った。
”最後の浮世絵師”とも呼ばれる明治期を代表する浮世絵師との記述があるが、そのような作風の作品も数多く展示されていた。
原左都子が注目したのは、氏の「下絵」の多さだ。
本作と並べて「下絵」が展示されていたのだが、その「下絵」の何とも素晴らしいこと! 美術素人の私の感覚では、本作よりも「下絵」を大きく拡大して展示して欲しかった気すらした。
とにかく絵が上手い作家だとの印象を抱いた。
何分、美大予備校時代にデッサンにつまずき、美大進学の夢を諦めた娘を持つ親の身の私だ。😖
やはり、“絵のうまさ” とは天性なのか?? うちの娘は早期に美大への道を断念して正解だったかな???
などと美術鑑賞をして、そんなことを思う人間も珍しいのかもしれないが…😔
帰り際に、美術館入り口でこの「絵はがき」を購入した。
アンドレ・マルティ そら! ダンスのためのアフタヌーンドレス、
ドウエイ作 (『ガゼット・デュ・ボン・トン ー 芸術、モード、アクセサリート』より)