大晦の日にふさわしい話題であるかどうかは、判断しかねるが。
大晦日の本日朝、一昨日の朝日新聞を読んでいて、まさに最終場面が“どんでん返し”結末の、ある意味衝撃的な記事をみた。
出だしは、まさに“幸せの安売りか?” と感じさせるダルさのある内容で、(もう読むのやめようか)、と思ったりもしたのだが…
とにもかくにも、朝日新聞2021.12.29付 ひととき 23歳女性による「私の幸せ」と題する投稿を、以下に引用しよう。
たぶんどちらかというと裕福で、愛のある家庭に育ったと思う。
高校からは姉妹そろって私立高校へ。 吹奏楽にのめり込んだ私に、有名メーカーの楽器を買い与えてくれた。 音楽大学に進み、一人暮らしもさせてもらった。
両親は遠くの演奏会にも足を運び、生の演奏を聴いてくれた。 その後体調を崩して大学は中退したものの、今はブライダルサロンでエステティシャンとして働く私を応援してくれている。
自分の好きなことを追える生活ができ、それを理解してくれる家庭がいる。 この幸せは、きっと当り前じゃないと思う。
父は私が小学生の頃から、“幸せ”について何度も教えてくれた。
「今は勉強を頑張って、将来は良い学校に通って、良い男を捕まえて、家庭をもって。 それがお前の幸せなんだよ。」 これが父のお決まりのセリフだった。
当たり前ではない幸せをもらっておきながら、父の言う、「幸せな嫁像」を実現できない。 親不孝と人は言うだろうか。
ごめんね、パパ。 私、大切な女性がいます。
(以上、朝日新聞への投稿文の全文を掲載したもの。)
原左都子の私事、及び私見に入ろう。
この投稿、最後の一文以外は、実際読んでいてダレまくった…😞
吹奏楽部に入った、などは我が過去とダブる部分もあるのだが。
“自分は恵まれている”と若い時期から有頂天になってしまう“勘違い野郎”って、男女を問わず確かに我が周囲にも存在したものだ。
私の場合は郷里の医学部卒業直後に、郷里を捨て親を捨て単身上京して、大都会東京にて親から完全に独立した生活をずっと送ってきている。
そのため上京後は、この種の人種に出くわすことはほぼ無いのだが。
この投稿女性の場合救われるのは、現在はエステティシャンとして働いているとの部分だ。
それでも尚、父親から「幸せな嫁像」を強要されているとのこと。
一体何が言いたい投稿なのと阿保らしくなっていたところ。😩
最後の決め手のミラクルパンチだ!!
投稿女性には、実は「大切な女性がいる」とのこと。😱
原左都子にとっても、大晦日の今日の日に目を覚まさせてもらった思いだ。
投稿者女性が言うところの自分なりの「幸せ」が、父親の身勝手な希望とは大幅に食い違っていたわけだが。
投稿者女性はご自身が選択した仕事を成しつつ、しっかりと自身なりに歩んでいるとの事実に心より安堵できる気がする。
投稿女性は既に23歳とのこと。 旧態依然とした思想のパパなど、もう放っておきましょうよ。
今後は完全に親から独立して、ご自身なりの本当の意味での幸せを貫かれてはいかがでしょうか。