原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

N党のガーシー議員とやら、とっとと除名されなさい!!!

2023年03月11日 | 時事論評
 朝日新聞より表題のN党ガーシー議員関連複数記事を、以下に列挙しよう。


 まずは、2023.03.08付「NEWSダイジェスト」より。

 海外に滞在したまま国会欠席を続けるNHK党のガーシー(本名・東谷義和)参院議員は8日、参院が科した懲戒処分「議場での陳謝」が予定された本会議も欠席した。 与野党は決定に従わないとして、10日にも懲罰委員会を開き、議員の資格を失う「除名」とする意向だ。 (途中大幅略) 
 ガーシー氏は参院選で初当選した後、アラブ首長国連邦に滞在し続けて帰国せず、一度も登院していない。

 (以下略すが、以上朝日新聞記事より一部を引用したもの。)


 引き続き、2023.03.09付「社説」より。

 昨年7月の初当選以来、海外に滞在したまま一度も国会に登院せず、文書で約束した「議場での陳謝」も反故にする。 国会議員の責務を、どこまでないがしろにするのか。 この振る舞いを放置し、擁護してきた党とその代表も、厳しく批判されねばならない。 (途中大幅略)
 ガーシー氏は再三出席を求められながら、昨年の2度の臨時国会に続き、今年の通常国会でも欠席を続けている。 審議や採決への参加など、実質的な議員活動はないに等しい。
 それでも、歳費や期末手当など、2月末までに約1833万円が支給された。 釈然としない国民も少なくあるまい。 みやは看過はできないという与野党の判断は理解できる。 (中略)
 議員は支持者だけではなく、全国民を代表する立場である。 国会への出席は国会法で義務付けられており、まずは現行のルールに従ったうえで、変更を求めるのなら国会で議論するのが筋である。 (中略)
 「言論の府」の役割を、これ以上軽んじることはしないと、党の行動で示さねばならない。

 (以上、朝日新聞「社説」より一部を引用。)


 ついでにもう一本、2023.03.10付「天声人語」より。

 ガーシー氏に投票した有権者たちは「政治家が暴露を恐れ、悪さができなくなると期待した」と本誌記事で語っていた。 ガーシー氏本人も「国会で眠っとるオッサンの頭を片っ端からひっぱたきたい」と書いている。 だが、遠いドバイから逮捕を恐れて帰国せず、結局は何もしていない。

 (以上、朝日新聞「天声人語」より一部を引用。)




 原左都子の腹立たしい“怒り”の感想を述べよう。

 申し訳ないが、この私はガーシーさんとやらを全く存じていない。
 ユーチューブ上で人気を博していたがために、有権者たちの期待を集めて今回国会議員に当選したらしいが。
 上記引用文を繰り返すと、「政治家が暴露を恐れ、悪さが出来なくなる」と貴方のファンから期待され多くの投票を集めて当選したようでもあるが。

 私に言わせてもらうに。
 ガーシーさんが今やっている “一度も国会に登院しせずして、歳費や期末手当として約1833万円を既に受け取っている” との行為は、“暴露を恐れて悪さが出来なくなる”政治家よりも数段「悪質」度が高い!!
 これぞ、犯罪と言わずして何と心得る?!!

 一体どうしたと言うのだ??
 元々、その手の“詐欺行為”を目指しての今回の国会議員立候補だったのか??
 あるいは、まさか当選するとは思っていなかったにもかかわらず当選してしまって。 国会議員としての力量や素養が何ら無い身にして、国会登院に恐れをなしてしまったのだろうか???

 とにかく、結果として除名されるにせよ。
 当選してしまっている以上、一度は国会登院を果たすべきだ。
 そして、既に手にしている国会議員歳費等の1833万円は綺麗さっぱり返金して。

 その後、あなたが「暴露系ユーチュバー」を続行しようがやめようがあなたの勝手だろうが。
 おそらく、貴方の日本国内ファンは激減するだろうねえ…