原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

ゼレンスキー大統領の「プレゴジン氏反乱に対するプーチン対応は弱かった」に同感!!

2023年07月04日 | 時事論評
 冒頭より、先ほど見たネット情報を引用しよう。


 ゼレンスキー氏、プーチン氏の対応は「弱かった」…「権力構造が崩壊しつつある」との見方

読売新聞   5 時間前

 ウクライナのゼレンスキー大統領=ロイター© 読売新聞

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は米CNNが3日に放映したインタビューで、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏による反乱へのプーチン露大統領の対応が「弱かった」と評した。

 ゼレンスキー氏は、露側がワグネル部隊の進軍や一部拠点の制圧を容易に許したことから、プーチン氏が「全ては制御できていない」とし「かつて有した権力構造が崩壊しつつある」との見方を示した。 米中央情報局(CIA)との間に「秘密はない」とし、CIAのウィリアム・バーンズ長官との会談で大規模な反転攻勢とその後の青写真について説明したことを認めた。

 反攻でロシアが併合した南部クリミアまで迫った上で、ロシアと年内の停戦交渉開始を計画しているとの米紙ワシントン・ポストの報道に関しては、「クリミアの占領が続く限り、終戦はあり得ない」と原則的な立場を述べるにとどめた。

 インタビューはウクライナ南部オデーサで2日に行われた。

 一方、プリゴジン氏は3日、ロシアの軍事SNSに音声メッセージを投稿し、「近い将来、我々の次の勝利が前線で見られることを確信している」と述べ、活動継続に意欲を示した。反乱は「裏切り者と戦い、社会を動かすのが目的だった」と正当化した。メッセージ公表は6月26日以来。発信場所は明らかにしていない。

 (以上、先ほど見たネット情報より引用したもの。)



 引き続き、2023.07.03付朝日新聞夕刊記事「ワグネルの多数 より軍と契約 示唆か」より一部を引用しよう。

 ワグネル創設者のプレゴジン氏が6月23~24日に企てた反乱を受け、プーチン大統領は26日、戦闘員に「国防省などと契約した上でロシアで働き続けるか、家族の元に戻るか、ベラルーシにいくこともできる。約束は守る」と呼びかけていた。ボロジン氏は2日の投稿で「私の知る限り、彼らの多くは(プーチンン氏の呼びかけに)同意した」と述べた。
 一方で、反乱の影響も続いている。
 ウクライナのメディアによると、ワグネルは2日、ロシアで戦闘員募集を担うセンターの活動を1カ月休止するとSNSで明らかにした。

 (以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)




 原左都子の感想に入ろう。(あくまでもド素人観点からの“感想”に過ぎない点をお断りしておきます。)

 我が感覚だと、プリゴジン氏率いるワグネルのロシア(プーチン)に対する反乱の目的は、その名の通り「反乱」であったはずだ。
 にもかかわらず、プリゴジン氏はベラルーシのルカシェンコ大統領の働きが大きかったのは事実だろうが、わずか1日少しで反乱を終えてベラルーシへの逃亡が叶い、現在も命に別状は無さそうだ。

 
 上記引用文の、下の部分には。
 「ワグネル創設者のプレゴジン氏が6月23~24日に企てた反乱を受け、プーチン大統領は26日、戦闘員に『国防省などと契約した上でロシアで働き続けるか、家族の元に戻るか、ベラルーシにいくこともできる。約束は守る』と呼びかけていた。」と記されている。


 これを本当にプーチンが発言したのだろうか?!?
 と、私など信じられない思いだ!

 まあ要するに、プーチンの真の敵は「ウクライナにあり!!」との事であり。
 ワグネル創始者のプレゴジン氏などは、元々視線にも入っていないのだろう。
 
 それにしても、だ。
 もしも プレゴジン氏率いるワグネルが本気でロシアのプーチンを狙ったとしたその動機を、如何にプーチンが捉えているのか理解不能と言うよりも。

 あくまでも原左都子の素人視点からの想像では。

 未だ続く プーチンのウクライナ侵攻には、そんなもの(プレゴジンの反乱)など“目でもない!” との裏心理が見て取れるのが。

 実に空恐ろしい現実であり。😱 

 プーチンによるウクライナ侵攻に終わりが無い感覚に陥ってしまい、実に実に 悲しいばかりである…