(冒頭写真は、昨日我が家に郵送にて届けられた、不動産貸付仲介業者よりのお中元品。)
この不動産仲介業者と我が家とのかかわりは、既に10年になるだろうか?
義母所有の不動産貸付物件を、義母が高齢者施設入居直後より我が家が管理しているのだが。 その管理のほぼすべてを不動産仲介業者に依存していると言ってよかろう。
今時はそれが不動産貸付業における通常パターンであり、貸付(賃貸)側は仲介業者と契約しておけば。 その実費と手数料を支払うのみで、賃借人とただの一度も面会すること無く、後の各種手続きやトラブル発生時の対応、備品交換等々をすべて仲介業者に代行してもらうことが可能となる。
我が家は、10年程前に義母が高齢者施設入居後より、現在の不動産仲介業者のお世話になっている。
契約している不動産仲介業者は比較的新鋭企業の様子で担当者も若手社員が数多く、いつもテキパキと対応してくれる。
貸主のこちら側とすれば、その経費と手数料を支払うのみで事が済むのが一番のメリットだ。
さて昨日、その不動産仲介会社より「お中元」が我が家に郵送されてきた。(冒頭写真参照。)
これは、仲介会社と10年の付き合いにして初めての事だったのだが。
亭主と話し合ったのは、「今現在は、不動産仲介企業が今までに無い程の活況なのだろう」との内容だった。
と言うのも。
今現在、不動産分譲物件(分譲マンション等々)の価格がビックリ仰天する程に高騰を続けているのに、実に驚かされる!!😱
我が家(分譲マンション住まいだが)にも、しょっちゅう「ご自宅を売りませんか?」とのチラシが入る。
近隣マンションの販売実績数値を参照するに、その価格の高騰ぶりに目を丸くするほどだ!!
参考程度のその高騰ぶりを紹介するならば。
我が家のマンション物件は新築購入して20年少し経過した物件だが、現在の買取価格が、な、なんと!! 20年前に購入した時点の価格の1,5倍程に跳ね上がっているのだ!! 😲
いや、もちろん売却するつもりなどさらさらなく、少なくとも我々夫婦はこの物件に死ぬまで住み続ける予定だ。
こうなると今現在 新築マンション物件を買おうと欲しようにも、特に若い世代には手が届きにくいのではあるまいか??
そして、その世代が賃貸物件に流れていることが十分に予想可能だ。
当然ながら賃貸物件とて分譲物件に比例して家賃が高騰しているはずではあるが、特に若い世代の人々には、月々の家賃支払いのみで済む賃貸物件の方が手が届きやすいことと想像する。
(余談だが、我が亭主がそれを以前から読んでいて、「賃貸人が入れ替わる時には家賃を大幅に上げたい!」、と意気込んでいる。 それに対して私は、「所詮お婆ちゃん(義母)の物件なのだから、そんなに業突く張らなくても…」、となだめるふりをしつつ、内心ニンマリほくそえんでいる。😜😷 )
とにかく この不動産売買や賃貸の現状は、特に大都会東京に於いては価格高騰がまだまだ続行しそうな気配だ。
物件価格高騰は、良いことばかりでは無いのは必然だ。
上述の通り、我が家の場合は夫婦が死ぬまでマンションを買い替えるつもりはないが。
もしも 何らかの都合で買い替えようと欲しても、現状の価格高騰が今後も長く続くとしたならば、必然的にそんな余裕は全く無いとの計算となる。
などと今後の不動産価格の行く先を計算しつつ仲介業者から届けられた「お中元」を頂いても、美味しくないよなあ…