今回の郷里旅行の発端を語ると。
郷里の自立支援施設にて暮らしている実母が、既に10年程前より郷里の四国霊場5番札所「地蔵寺」に永代供養墓を購入しているのだが。
参考だが、69歳の若さで急逝した我が父もこの「地蔵寺」の永代供養墓に実母が入れている。
その父の隣に、実母自らが自身の永代供養墓を購入したとのいきさつだ。
その実母が90歳を過ぎた頃から言い始めたのが。
「近いうちに〇子(私の事)が郷里まで来て地蔵寺を訪れて、自分の永代供養のお願いをして欲しい」とのことだった。
それを言われた時は、(そんなもん、実母が死んだときに直接お願いすればいいだろうに。😣 )だったのだが。
どうも我が過疎地郷里では、たとえ永代供養にせよ、それをお願いしている母自身の葬儀にも必ず永代供養寺のお坊さんを読んで、お経を唱えねばならないらしい。 (参考だが、その費用がな、なんと!! 2~30万円必要と言うではないか!!)
これ、単にぼられてる!! と言うのが私の正直な感想だが…
叔母のさっちゃん(私が親戚筋で唯一信頼している人物だが)のアドバイスでも、「田舎には田舎の風習がある。 それに従っておくのが後々安泰だ」とのことだった…
まるで、ぼったくりに遭っている感覚しか抱けない私ではあるが。
信頼するさっちゃんにまで忠告されては、それに従わねば喧嘩を売る結果となるし… まあその費用は、実母が残した遺産でまかなや済むか… なる諦め感覚でそれに従うこととした。
別件だが、本日私が大好きな郷里のマチ子さんよりお電話を頂いた。
その電話の用件とは、夏にマチ子さんより頂戴した贈り物のお返しを、遅ればせながら(と言うのもマチ子さん曰く、夏のその日の時点ではお寺の檀家からの贈り物が境内に所狭しと置かれているので、お返しはご遠慮願いたい、との嘆願だった。)
それでは時期を見計らって、と考えた私は、9月中旬の今こそ、そのチャンスか!!と考えた訳だ。
そして、本日その我が贈り物が届いた御礼をマチ子さんからお電話にて頂戴したとのいきさつだ。
時は既に秋に移ろいでいたため、私の選択で真知子さんへは「栗もの」のお菓子をお贈りしたのだが。
マチ子さんが喜ばれて曰く、「亡くなった主人(我が医学部恩師に当たる方だが)の好物が栗でした。主人もとても喜んでおります!!」
いつもながら、スマートで温かい対応をされるマチ子さんとの会話をしばらく楽しませていただいた後に。
私から告げた。 「10月後半頃に私は必ずや郷里へ行きます! その際には航空機を降り立った直後に、いつも通りマチ子さんが暮らしていらっしゃる観音寺を真っ先に訪問させていただきます。 マチ子さんにお会いできるのがとても楽しみです!!」
そんなこんなで 我が郷里への旅のきっかけが、マチ子さんとの会話にて掴めたとのいきさつだ。
私の膝も、その頃には航空便にて旅に出れる程に回復していることであろう。
とにかく、大好きなマチ子さんと再会できるのが本気でとても楽しみな私だ。
実母のことは二の次、とは言ってられないが。
実母が望む、生前の「永代供養墓」地蔵寺ご挨拶も、滞りなくこなして来ようではないか!
えっ? その事前挨拶に一体如何程の「札束」を用意すればいいの!!??!?