九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

愛国心 (中日新聞から)

2006年04月15日 09時37分50秒 | Weblog
教育基本法の改定問題。
今朝の中日新聞に「国家の品格」の著者
藤原正彦さんのインタビュー記事がありました。
一部を引用します。

 Q 自民・公明が「愛国心」をめぐって膨大な時間を
   費やしました。

 A 愛国心なんて今すぐ廃語にすべき言葉です。
   この言葉は明治以降の失敗の最大の原因でしょ。
   愛国心という言葉には、二つの相反する異質なものが
   混じっている。
   一つはナショナリズム。これは国益主義で、
   他国はどうでもいいという考え方。
   二つ目はパトリオティズム。つまり祖国愛。
   これはすべての人間が当たり前に持っていないといけない。
   でも、戦後の日本は両方を捨てた。
   それで今頃になって、手垢のついた愛国心という言葉を
   使おうとしている。

 Q どういう表現がいいのでしょうか?

 A 「自国の文化・伝統・情緒・自然をこよなく愛する」これで
   いいんです。


大学時代に(昭和30年代後半)、フランスから帰国した
フランス文学の若い助教授が、この祖国愛について
話していたのを思い出しました。

「チボー家の人々」の兄弟、それぞれの立場で祖国を愛する
行動をとっていたんですね。

まあ、昨今の愛国心の議論が、祖国愛と愛国心を
意図的にか、知らず知らずか、ごちゃごちゃにしているのを
もう、数十年前に、先生は批判していたんだ。
ボクって進歩がないなあ!
                     落石
   

コメント (3)
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文科系さん、宣戦布告、その他を見たら如何ですか(保守好み)

2006年04月15日 01時26分47秒 | Weblog
文科系さんは、麻生幾の宣戦布告、福井の「亡国のイージス」、辺見じゅんの「男たちの大和」の映画や本など見たり読みましたか?
また、江田島にも行かれましたか、沖縄にも行かれて、沖縄の戦跡や米軍依存経済の現実を見てきましたか。私は、目下、教えるような教養や知識もなくある塾の塾頭をしています。塾長とはとても言えませんので。塾で取り上げるテーマは、日本史と世界史との連動、必ず史跡見学を入れて、地元のボランティアガイドさんにお願いしてもらいます。塾員の年齢構成は、20歳台後半から40歳台前半にわたります。この塾に北海道から九州までの地域から自発的に参加してくれたいます。そこで何の入れ知恵もなく九条改正の反対の人は、賛成の人はと聞くと、もうそうですね。改正賛成が50名中、40人を越えます。反対の人は、守るさんの様に、あの憲法があるからとか、戦争いややねんと言います。その彼は、さすが土井たか子が教授をしていた立命館の出身でした。
今度、塾員の希望で、私も鹿児島の知覧へ行きます。小泉が行った所です。あの小泉の爺さんでしたか、鹿児島の出身でしたね。本当にあれは、駄目です。小泉は三軍の長です。東京から近い防衛大学の卒業式に出ていればいいというものではないのです。
貴方は、実証主義がお好きのようですから、是非お暇もあるでしょうから、行かれたら如何ですか。私は守るさんにも行ったのですが、舞鶴へ行ったら、是非、あの零下何十度の中で強制労働をさせられた日本の軍人や民間のこと、そして異国で死んでいった人達、満州でソ連兵に強姦された民間人の女性達のことを思って欲しいといいました。
文科系さんは、かなり優秀な成績で大学を卒業されたかただと思います。
でも何だか、貴方こそ哲学というか何と言うか専門馬鹿になっていませんか。
国際関係は、極めてリアリズムの社会です。貴方は私の「貴方は世界連邦の職員ですかと」「絶対平和主義者ですか」という問いに答えていません。国家という装置は、近代が生み出した産物です。こんなものを生み出してくれなければ、原爆もミサイルも無しで良かったのでしょうね。貴方が近代主義者などと言っているわけではありませんよ。
ただ貴方は、国家という怪物を生み出した近代を良く理解されていないと思います。自分だけ、高見で眺めている、しかもお酒に酔って・・。そんな題名の朝日の笠という論説委員長が書いた本がありましたね。覚えていますか。歴史は後戻りできないのです。だからこそ世界や日本の歴史を巡ってみて、未来を想像するしかないのですが。その未来がどこまでの未来かが、わからないのです。
恐らくですが、守るさんにも言いましたが、貴方は優秀な方ですから、戦前の士官学校へ入ったか、あるいは、特攻隊に志願されたでしょうね。あなたは所詮、無国籍ではあり得ないのです。今回の私の問いかけに誠実に答えて下さいね。では。
コメント (10)
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