九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

妖怪!大戦争  へそ曲がり

2006年09月08日 22時07分27秒 | Weblog
 自民党の総裁選が告示された。候補者は3人。
“元A級戦犯容疑者にして右翼勢力の後見人でもあった”「岸 信介」を祖父に持つ「安倍 晋三」、“アメリカ反共人脈と協力関係にあった”「吉田 茂」を祖父に持つ「麻生太郎」。
 もう1人、「谷垣禎一」は何と称したらよいのか?
 少し前に「千里眼」さんが投稿した「阿片王」をもう一度ご覧頂きたい。あの中に「影佐禎昭」という名前があった筈である。どちらの名前にも「禎」という文字があるのは偶然だろうか。
「影佐禎昭」については、投稿の中ですでに「麻薬」との関係が明らかにされている。ところが、それだけではない。戦時中の謀略機関のひとつであった「梅 機関」を調べて頂きたい。
 ここにも彼の名前が登場する。一部では“日中和平のために奔走した男”と言われているが、とんでもない。
 当時の中国の「国民政府」を瓦解させるべく、「蒋介石」と対立していた「汪兆銘」を懐柔し、傀儡政府としての「南京政府」の樹立のために暗躍したスパイ組織のボスである。それだけではなく、その後も「国民政府」を攪乱するための謀略工作もやっている。

「梅 機関」は別名を「影佐機関」とも呼ばれた。「谷垣禎一」は「影佐禎昭」の孫である。

「謀略の昭和裏面史」を著した「黒井文太郎」氏は言う。
“競争にはいまひとつ迫力がないが、これがもしも「吉田 茂」と「岸 信介」と「影佐禎昭」の闘いだったとしたらどうだろうか? - 熾烈ななウラの抗争を生き抜いた昭和裏面史の主役たちの『血脈』そのものは、世代を超えて連綿と受け継がれていることがわかる”、と。(もとの文には「福田康夫」の名前も出ているが、ここでは割愛した)
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「激流・中国」を読んで  その2 千里眼

2006年09月08日 16時25分27秒 | Weblog

 中国・韓国に由来するゴミが大量に、壱岐・対馬から九州西岸・中国北陸の北岸にたどりつく。10日前後前のNHKニュースによると、九州海岸に注射器や点滴器材などの医療関係廃棄物が大量に九州海岸に中国から流れ着くそうである。
 中国では、ゴミや工場の排水・排煙、さらに産業廃棄物に対する国民の意識の低さ、政府の規制のゆるさがめだつ。
 中国旅行中に経験したそれにかかわる事柄を挙げると、きりがないぐらいだ。中国第一の石油化学工業地帯である蘭州郊外の工場群周辺の空気汚染のひどさは、かつての四日市以上である。亜硫酸ガスのひどい匂いが充満し、口を覆わないと呼吸もてきない。その亜硫酸の酸性ガスは日本にまで流れてくるのだ。
 2回の三峡下りの経験でも、長江の汚れはひどい。唐代の詩人杜甫の詩に「江碧にして 鳥いよいよ白く」という一節があるが、長江の「碧」はどこへ行ったのか。森林伐採による土砂の流入(毛沢東の大躍進政策にも一因があるが)による濁った流れになってしまった。発砲スティロールの塊・ポリエチレンの袋などの石油化学製品も浮かび流れていく。
 京都議定書による炭酸ガス排出権にかかわる中国の態度に、この一点について私はいきどおりに近い感情を持つ。開発途上国の扱いを受ける中国は炭酸ガス排出に対する規制はかからない。手放しで炭酸ガスを放出してきた中国がその現状を出発点にして、炭酸ガス排出権を外国に売るという行為には納得できないのだ。
 中国の経済の成長は目を見張るほどであるが、それに伴う弊害・矛盾が大きく蓄積している。「激流・中国」が指摘しているように、その最大のものが貧富の格差の拡大であろう。都市部と農村部の貧富の格差の拡大は留まるところを知らない。調べる意欲がないので、統計数値を示すことができないが。蘇州など都市近郊の農村では園芸農業への転換や郷村工業の成功によって、軒並みに家を新築するような百万元戸があらわれている。がそれはきわめて例外である。
 大連駅・上海駅でも出稼ぎに来た農村部の人々が無数にたむろしている。その中を歩くのは相当の度胸がいる。彼らは都会に出れば何とかなるつもりで来たのだが、泊まる所もなく職にもありつけず、おそらくそうした情報欲しさに駅にたむろしているのだろう。中国人ガイドに聞くと、6年程度日本で真面目に働き金を貯めて中国に帰れば、農村部なら家が一軒建てうると教えてくれた。こうした中国の貧富格差の拡大が続くかぎり、中国人の日本への不法入国者は増えこそすれ、減ることはないだろう。
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手を突っ込んだほうが損をするみたい。      まもる

2006年09月08日 10時57分34秒 | Weblog

                     2006年9月7日(木)「しんぶん赤旗」

紀子さんが男児出産

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 秋篠宮の妻、紀子さん(39)は六日午前八時二十七分、東京都港区の愛育病院で、帝王切開で男の子を出産しました。宮内庁によると、身長四八・八センチ、体重二五五八グラムで、母子ともに元気といいます。皇族での男子誕生は父親の秋篠宮以来四十一年ぶり。皇位継承順位は皇太子、秋篠宮に次いで第三位です。

志位委員長がコメント
 【ソウル=中村圭吾】訪韓中の日本共産党の志位和夫委員長は六日、秋篠宮夫妻の第三子誕生について同行記者団に問われ、「元気な赤ちゃんが誕生したことは喜ばしいことです。母子ともに健やかにと願っています」と述べました。


※ 天皇制の問題については絶対の不変のものでなく、日本国民にとっては議論されるべき重要な問題だとは思います。 今のところタブーみたいですが。
 
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ネオコンの連載を読んで  落石

2006年09月08日 09時03分00秒 | Weblog

ネオコンの記事、興味深く読みました。
それによりますと、ネオコンは軍事力を最優先にした世界制覇、
イスラエルとの親密な関係、
この2つが大きな特徴のようです。

アメリカの世界戦略は
① 圧倒的な軍事力を背景に
② 石油を押えるとともに
③ ドル体制を維持
④ 大義名分としての「民主主義」という価値観
ということらしいです。
(アメリカは何を考えているのか?岩波ブックレットより)

この本を読んだので、ネオコンについて少し考えてみました。

石油とアラブ民族主義

第2次世界大戦後、アメリカの戦略が大きく変った転換点のひとつが
アラブ民族主義の高まりとともに、石油生産国が独立、
カルテルを組んで石油価格の値上がりを目指した頃です。
日本も大きな影響を受けました。
そして、これを省エネの技術革新で乗り越えました。
一方、アメリカはドルで石油売買を決済していたことを利用。
産油国が手に入れたドルを、再びアメリカに投資させることによって
この経済危機を凌ぐ戦略を採りました。
アメリカは還流したドルで消費大国となったのです。
借金大国の出現です。
(日本と比べてどちらが「健全」でしょうか?)

この政策は長続きはしません。借金経済が基調ですから、
ドルはいつでも暴落の危険を抱えています。
しかしドルに首根っこを押さえられた各国は、いわば一心同体。
沈みかけた船からひとり逃げ出すことは出来ません。
1980年代には、最初の調整が行われ、ドルの価値は下がりました。
この時、借金の棒引きで損をしたのが、
大きくドルを貯めていた日本とドイツ。

(この後の対応が日本とドイツで大きく分かれます。
ドイツはユーロの必要性を痛感、今日、ユーロは
ドルから相対的に独立してきました。
日本も経済力を背景に円の経済圏をアジアにと、構想しましたが、
アメリカの横槍であっけなく消えました。なぜでしょうか?)

石油が欧米に収奪されていた時代に、あれだけ勢いの良かった
アラブ民族主義は、どこに消えたのでしょう?
サウジアラビアなど産油国は、ドル経済に組み込まれ、
経済の首根っこをアメリカに押さえ込まれてしまったのです。
というより、それによって大きな利益を得てきたのです。
もうアメリカと同じ船に乗ってしまったのです。

アメリカの基本戦略が、ドルと武力によって、石油を押さえるという
構造から成り立っている以上、世界戦略の中心は、
中東にならざるを得ません。

そこに新しく登場したのが「イスラム」です。
                      
                    つづく

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「激流・中国」を読んで  その1    千里眼

2006年09月08日 01時14分05秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 今年7月の始めに北京を訪れたが、空港から市内へ向かう車の中で驚いた。快晴の青空のもと北京市がすっぽりと大きな黄色っぽいスモッグに傘をさしたように覆われていたのだ。つい1ヶ月前に北京を訪れた知人の話では、滞在した3日間、ずうっとスモッグに覆われていたといことであった。中国人ガイドの話では、前日まで黄砂が吹き付けていたということで、確かに車の屋根は黄色に汚れていた。この傘の正体は黄砂と車の排気ガスを交えたスモッグであった。年々、北京を襲う黄砂はひどくなり、春から初夏にかけて1週間以上続くことがあると中国人ガイドが言っていた。
 この黄砂が日本にも飛来することは知られているが、これも量が多くなってきていると思われる。日本の植生に影響を与えるのも時間の問題ではなかろうか。
 この黄砂の正体は、ゴビ砂漠から甘粛省・陝西省・山西省にかけての黄土高原のきめ細かい土を季節風が東に運んだものである。NHKの各種報道でも何度か取り上げているが、中国東北部西側、モンゴール自治区からこの地域にかけての砂漠化の進行は著しいようである。
 そこで、「激流・中国」で取り上げている緑化計画が立てられ実施されているようだが、「激流・中国」の筆者が指摘しているように極めて不十分である。私か甘粛省蘭州を訪れた時、その農村地帯の傾斜20度を越す傾斜地の相当の面積で植樹が行われているのを見たが、土砂止はしてあるが、ただ植えただけでその後の手当ては何もしていないようであった。年間雨量の少ないこの地域ではこれでは枯れてしまうじゃないかと思った。少なくとも根元に藁を敷き詰めるというような最低の手当てはして欲しかった。
 中国の緑化計画では、北はポプラ、南はコウヨウザンを植樹するという方法で実施されているようだ。わりと水分を必要とする樹種では成功しないのはあたりまえのことである。
 この砂漠化防止の緑化の事業では、中国より日本の方が中国での経験が豊富である。日本の各種団体が中国まで出かけ砂漠化防止の植樹を長期にわたって実施し、経験している。愛知大学同窓会主催の事業、鳥取大の砂丘農法の研究を続けている教授の主催する事業、「緑の地球ネットワーク」などのNPOの主宰する事業、個人が呼びかけたボランティア事業、などなど日本には砂漠緑化の経験が豊富に蓄積されているのだ。その経験と知識を中国が系統的に吸収することが、砂漠化防止事業の出発点となるのだ。これを抜きにして砂漠化防止緑化が成功するはずはない。
 かつって、黄土高原は緑豊かな豊饒な地域であったのだ。山西省政府の地方史編集委員会の研究によると、この地域の森林被覆率の推移を次のように推定している。
     秦(BC221~206年)以前 ‥‥50%
     唐・宋(618~1127年)  ‥‥40%
     元(1271~1368年)   ‥‥30%
     清(1616~1912年)   ‥‥10%
     中華人民共和国成立時(1949年)‥‥2.4%
 このように緑豊かな地域が時代の推移とともに、緑は失われ索漠たる黄土高原になっていったのだ。これは陝西省・甘粛省にも共通することなのだ。
 この推移は気候変動に原因するのではなく、人為に原因していると思われる。都市の成立にともなう人口集中、農業生産のための森林破壊、生活燃料・建築資材としての森林伐採、過剰な放牧、度重なる戦火などなどの理由で、人為的に破壊されたのだ。
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何故、共産党や社民党のお祝い発言が?(保守系)

2006年09月08日 00時05分02秒 | Weblog
おめでとうございます。男子誕生で・・・。
オランダの中年女性がインタビューを受けていました。
男系がいいか女系がいいかと、「その国にはその国の歴史がありますから・・」と男系容認?でしょうか。
さすがヨーロッパで国王を戴くオランダなと・・。
悔しいでしょうね。フランス・ドイツ・ロシアも・・。
イアリアもアホなのを復活させましたが、何とかという事件を犯していましたね。麻薬でしたかね。スペインも復活させましたが、どうなっているのでしょうか。
私は、天皇の日頃の生活を知りません。今回の様に、北海道へ行くとか、慰問をするとか、内閣の承認や議院の開会とかでしょうか。
豊作を祈る田植えなど、やはり天皇は我々庶民の知らない世界で、民の安定を祈りながらの神事を行っているのでしょうね。
神事は女子ではいけなのです。土俵にも上がれません。それは女性差別ではないのです。巫女さんはいいのですよ。最近は人手不足で神主にも女性がやっていますが、まあこれは仕方ないのでしょうが・・。さすが皇室は、男系なんでしょうね。
まあひとまず良かったのですが、私は旧宮家?の復活をすればいいと思います。
それで男系は保持できます。
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