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従軍慰安婦と軍の関係 へそ曲がり

2006年09月20日 08時10分21秒 | Weblog
 せっかく原稿を用意したのに「撤退」とは残念ですね。こんなのもあるんですよ。

 7月7日以来、「保守系」さんと私との間でバトルを繰り返してきました。しかし、一向に進展がありません。17日のバトル?も相変わらずの馬鹿馬鹿しい展開になっています。引き続き「もぐら叩き」の作業が必要です。
 その中でまだバトルに至らない問題も沢山あります。その1つに「従軍慰安婦」問題があります。
 これについては、「保守系」さんも「従軍慰安婦」の存在を認めています。「歴史偽造論者」の中には存在そのものを認めない人もいますから、彼の場合はまだ「まし」と言えるでしょう。ただ彼は、「軍」との関係を認めていません。“あれは民間人が勝手にやったのだ、軍とは一切関係ない”と主張しています。

 そこでクイズを出します。次の発言はれっきとした「元軍人」のものです。一兵士ではありません。高い位だった人です。1人目は海軍少佐、2人目は陸軍主計少尉です。とても有名な人です。それぞれに「回顧録」を出しています。この2名の人は誰でしょうか?ヒントとしてその人が書いた本の名前だけ紹介しておきます。

1、「三千人からの大部隊だ。やがて、原住民の女を襲うものやバクチにふけるものも出てきた。そんなかれらのために、私は苦心して、慰安所をつくってやったこともある。かれらは、ちょうど、たらいのなかにひしめくイモであった」(「終わりなき海軍」)

2、「そのときに調弁する女の耐久度とか消耗度、それにどこの女がいいとか悪いとか、それからムシロをくぐってから出て来るまでの“持ち時間”が将校は何分、下士官は何分、兵は何分――といったことまで決めなければならない(笑)。料金にも等級をつける。こんなことを規定しているのが『ピー屋設置要綱』というんで、これも経理学校で教わった。」(『いま明かす戦後秘史』)

 なお、「2」の人は陸軍経理学校時代の話として、その中の「慰安所の開設」というところで触れています。これも有名な人との対談の中で明らかにしています。

 出来れば、ぜひ「保守系」さんに答えてほしいものです。これでも軍が関係していなかったと言えるのでしょうか。真っ赤な「ウソ」ということになります。

 まだまだいっぱい用意しているんです。「撤退」を「撤回」されたらいかがですか。
コメント (4)
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やはり撤退します。残念ですが・・(保守系)

2006年09月20日 02時46分39秒 | Weblog
私は、たかがの歴史好きでした。
文科系さんのように哲学にも強くない、落石さんのように現場に行かれた訳ではない、ましてやへそ曲がりさんのように戦災体験もない、あっても三重県の疎開先で母の背におぶさって稲を刈っていたら、米軍の飛行機に機銃を浴びたと聞いた位です。でも大学に行き、たまたま政治学科でしたので、様々の政治学というか、当然、歴史問題は必須でしたし、親父の蔵書に東京裁判やパール判事の本もありました。東京裁判は、やはり戦勝国の裁判だということには、早くに理解しました。
社会人になっても、あの戦争は何故起きたのかが私の言わば、テーマであり続けました。結論から言えば、あの戦争は避け難いものだったというものです。
あそこまでやられれば、負けるとわかっていても私も開戦に踏み切ると思いました。もうくどいのですが、私の名づけ親もソ連に連行されて殺されました。
モンゴルへ行った時、モンゴルで死んだ日本人のお墓?を見に行きました。
荒涼たる丘に、名前があったどうかわかりませんが、お墓?が並んでいました。
モンゴルの国会議事堂やホテルも日本人捕虜が作ったものでした。
あのもう8月の半ばになれば小雪が散る世界です。
確かウズベキスタンでも日本人捕虜は色んな建築物を作らされました。
私の義父もソ連に連行されて、何とか生き残って帰国しました。
私の義兄二人は、士官学校を出て、上の義兄は上海上陸作戦負傷して帰国しました。中佐でしたか・・。私は今も悔やんでいますが、その義兄に、戦争の話を聞いておけば良かったと思っています。
また私の甥の息子は、山口県の海上自衛隊のヘリコプター部隊にいます。
父親の血筋かなと思っています。
現在の自衛隊の置かれた状態の、へそ曲がりさんも守るさんも思いを致していますか?相手が撃ってくるまで撃つな、イラクで他国の軍隊に守られて(もういいましたが)いる。こんな状態を情けないと思いませんか。
軍人は武人ですよ。武人たるものが、他国の軍隊に依存する、それってとても屈辱的なことではないですか。
ですから私は、九条を廃止要求をしたら如何ですかと言ってきました。また自衛隊は違憲だからという運動を起こせばいいと言ってきました。
更に、軍備撤廃運動を起こせばいいのです。小牧・守山・春日井などに自衛隊の基地がありますから・・。
守る会というのは、やはり問題の本質をついていません。
白旗さんではないのですが、余程白旗さんの方が理にかなっています。絶対平和主義を採ってみればいいのです。自分の目の前で、子供が殺され・女房が犯され、殺されてもいいと・・彼は言っています。そこから何が始まるのかなのです。
へそ曲がりさんも2千年の連続性を言えといいながら、結局、私、結構、誠実に述べた積もりですが、それへの返答はなく、歴史学者がどうとかこうとかです。
私は歴史学者でもないし、へそ曲がりさんもそうでしょう。
私は保守系ではありますが、一応、共産党系の本もあるいは赤旗も朝日新聞も読んできました。でもやはり共産党は、退潮が著しいように、同じフレーズの言葉ばかりです。日本国民を拉致した北朝鮮に何を訴えたのですか?あの青いリボンを付けていますか?ミサイルを連発で撃った北にどういう抗議をしたのですか。
ロシアに北方4島で殺された漁船員が居ましたが、ロシアに厳しく抗議しましたか?竹島の不法占拠の共産党は抗議しましたか。あわててなのか反日の現在の韓国に委員長が行ってきましたが、何を会談してきたのでしょうか。やっと拉致問題で韓国にお願いしてきたのでしょうか。
政権を担うということは、国益を最大に重視することです。外交というのを最大に発揮できるのは、世界の国々に武器もお金も提供することです。
これも何度も言ってきました。文科系さんがいうように、世界は適者適存の社会です。私は日本国内は、それではいけないと思っていますが・・。
あの01年のアメリカでの同時テロは、21世紀の世界を混迷させる兆候なんです。
21世紀は、ハチントンが言うように「文明の衝突」による混乱が起きる世界です。
その世界に日本はどう生きていくのでしょうね。
もうこれは私も想像できない世界です。私の子供や孫達が選択していくのでしょう。22世紀を日本は無事に迎えることが出来るのでしょうか?
この日本が何とかこの世界で、生きていて欲しいと願うばかりです。
では、ひとまずお別れします。




コメント (9)
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