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「おおすみ・とびうお」討論から  文科系

2014年01月25日 09時20分02秒 | 国内政治・経済・社会問題

 この討論から、二つの拙コメントをエントリーに格上げします。この事件の検索をしていても感じたところですが、国中に国家主義の雰囲気醸成が凄く進んでいる。体制がここにかなりのお金をつぎこんでもいるのでしょう。さらにまた、国家主義って構造的世界不況の中では、必ず軍国主義に転化すると、これは歴史の教訓と観てきました。この場合の構造的不況とは、株価などは大きな指標ではなく、失業者の多さ・職業の減少・世界給料総額の減少などなど、一般的購買力の世界的不足を指しているつもりです。

【 一つの証言、他 (文科系) 2014-01-25 08:28:12
『 あの日はよう晴れとった。前日、船長の高森昶さん(67)=同、死亡=から「明日釣りに行かないか」と誘われ、甲島へメバルやタイ、ハゲを釣りに行くことになっていた。
 15日午前7時10分ごろ、「ボートパーク広島」を出て、仕掛けや竿など釣りの話をしていた。高森さんが操縦し、残りの3人が操縦席の前に座っとった。1番前に(死亡した)大竹宏治さん(66)=同、その後ろに寺岡章二さん(67)=同、寺岡さんの左隣にわしの順番だった。
 出港して10分くらいしてから、絵の島辺りでおおすみが左に見え、とびうおは絵の島の右側を通行した。両船の間は当初1キロくらい開いていたと思う。わしらは、よくこの海域を通るから、自衛艦が通るのもよく知っとって「ああおるなぁ」と思っとった。
 絵の島を過ぎても左におおすみ、右にとびうおの状況で、両船の間は500メートルは開いていたと思う。
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 それから、おおすみが遅いから、とびうおはおおすみの前を横切って追い越し、左に出た。間は100メートルは離れていたと思う。それ以降はおおすみを見ていない。ぶつかるとは100%予想していなかった。
 ところが、突然、1回ボーッと汽笛が鳴って、スーッと何かが当たってこすれる感じがしたかと思ったら、船がコトンとひっくり返った。
 それで、4人全員が進行方向の左側に投げ出された。わしは腰にかけていたクーラーボックスにすぐつかまった。クーラーボックスには缶ビールが入っていたが、それでも浮いた。船に乗る前、わしは1本飲んでから乗船したが、他の3人は飲んでいなかった。』

 これは、伏田さんの証言。無意識にしろとびうお船長の「自殺」に近いのか、自衛艦の「不注意」もしくは「未必の故意」なのかと、そこが焦点。ぶつかった瞬間の位置関係だけでなく、そこまでの双方の航跡が明らかにならないと正しい判決は出せない。これはご存知ですよね? 

 海難審判は船長の死でなしになった。刑事裁判だけとなる。おおすみの証言が全くないのはよいとして、とびうおのGPSやレーダーが何故出てこないのだろうと、これは不審。とにかく、人が二人死んでいるのだ。僕としては1970さんの断定調子に対抗して敢えて云うが、「国家主義」的解決工作の推定も持っていると申し上げておく。】

  
【 面白い対比 (文科系) 2014-01-25 09:02:59
 上記拙コメントへの、補足です。
 僕は最初から「国家不審」。1970さんは、最初から客観的には「民間不審の国家擁護」。前にもこれと似た、はるかに激烈な対立激論があったなと思い出している。アメリカに産軍政複合体が存在するか否かという議論だった。何往復もの長い討論が続き、1970さんがこれを最後まで否定され続けたから、「すげー!」と見上げていたものだ。
 敢えて以下を僕は強弁する。日本国憲法は立憲主義が基本。そもそもその立憲主義というものは、国家不審を奨励しているとも言えるのだ。権力は腐敗するのだからである。それが、民主主義体制下の正しい国民の態度だと確信している。】

コメント (11)
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