春先に自生の山芋に細工をしておきました。
細工をした場所、何が何だか判りませんね。
ハヤトウリの棚の裏に自生の山芋が生えていますが、土手際だし掘る事はほぼ不可能な状況でした。
山芋(長芋,つくね芋)の特性を利用して、収穫出来ないか春の芽出し前に細工をしておきました。
山芋類は、毎年、鬚根の下から昨年の蓄えた分を新しい芋として取り込みながら根を伸ばします。
この特性を利用して、深く掘らなくても収穫出来る細工をしました。
鬚根の少し下まで掘って、鬚根部分を雨樋の上に曲げておきました。
こうすることで、今年新たに延ばす根は樋の上に伸びることを期待します。
では、細工の効果を確認してみましょう。
鬚根まで手で掘ると細い山芋にぶつかり
ジャーン、雨樋に沿って斜め下に延びてくれています。🙌
あらら~、やっぱり樋の長さが足りていません。
130cmの樋を用意したけど、樋の端から直角に折れて下に延びていました。
心配したけど、樋からはみ出した長さは8cmで楽に掘れました。
135cmの長芋が収穫出来ました。
思ったより良い結果が得られました。の細工の成果は、凄いかなと思っています。
これで、今までは掘れなかった場所にある山芋が、細工をして1年待つことで簡単に採ることが可能になりますね。
1m以上も苦労して穴を掘らずして、長芋が収穫出来ることになります。
ただ、地中に伸びたわけじゃないから、自然薯のような硬く強い山芋にはなりません。