誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

炭を焼く

2019-12-12 17:58:58 | 田舎日記

     木炭作りにチャレンジしてみました。

   材料は、クヌギを伐採したときに残った、椎茸原木に使えない小枝と20LのOil缶です。

    Oil缶の蓋を脱着可能に細工します。

 

     椎茸原木には、小さすぎるクヌギの小枝

     32cmにカットてします。

    1回分は、17本(9kg)です。

    Oil缶に詰めるとこんな形になります。

    Oil缶に蓋をして、小さな穴を1個空けておきます。

   Oil缶の中を無酸素状態にして、蒸し焼きにします。 

     自作の竈に載せて、ガンガン蒸し上げていきます。

     火入れを開始時間で、煙(木の水分とヤニ)がで始めました。

    ここからが大変、Oil缶の中で生木が蒸し焼きにされて行きます。

     火入れ始めて2時間になりますが、まだ煙が白いです。

    煙が、無色に変わるまで火入れを続けますが、無酸素状態なので燃えることはありません。

     4時間経過(18時)、依然として白い煙が出続けています。

     小キャップを外して、中を覗いて見ると炭化するに至っていません。

    失敗です。

    原料に使った”クヌギの水分が多すぎた”ようです。

    情報不足!もう少し水分が抜けてから使うべきでした。

    一旦、火入れを止めて少考?したいと思います。

    翌日、蓋を開けて中のクヌギの状態をチェックしてみました。

   するとOil缶の底は少し炭化を始めている様なので、再度火入れすることにしました。

    燃料は、家前作って置いた薪がたくさん残っているので心配は要りません。

   火入れに掛る時間だけが心配の種、と言っても365日休日の身です。(^^)/

    炭化が進んでいる方を上と上下を入れ替えます。

            

     竈も少し作り替えて、薪の火の効率が良くなるようにしました。

    少しだけど、木酢も出て来ています。

   ***U字煙突を作って、木酢が取れる工夫もしなくちゃ~

   火入れを止めるまでもう少し頑張ります。

    火入れ7.5時間(通算)で、煙が見えなくなりました。

   原料の水分が抜けて、炭化(木炭)している筈です。

   火入れを止めて、Oil缶ごと土に埋めて冷やします。

    翌日、缶を掘り起こし冷めている事を確認してoil缶を引き上げます。

   さて、本当に木炭が出来ているのでしょうか?

   蓋を開けるのが愉しみ、ワクワクどきどきする瞬間が堪りませんね。(*^_^*)   

   待望の開缶です。

    ジャ~ン♫

   ?

       げ~、まだ完全な炭に成っていません。

    ただ、大部軽くなっているので、5部くらいの炭化じゃないかと思われます。

   このままじゃ、BBQの時に炎が出て肉が焦げちゃいます。

   また、煙も出るし時々、パチッと弾けて火の粉が出てしまいます。

   薪として使えるけど、又暇を見つけて追加の炊き上げをすることにします。

   炭焼きVER-2として、結果を報告します。

    

    火入れ中、暇を弄んだので「松ぼっくり炭」を作ってみました。

    空き缶に松ぼっくりを入れ、アルミホイルで蓋をします。

    缶の底から火入れします。

    しっかり冷やして、アルミホイルを剥がしてみます。

    オマケは、空き缶で作った「松ぼっくり炭」です。 

   実用というよりオブジェですね、クリスマスツリーの飾り付けかな😁

           新発見は、堅い松井ボックリ炭も作りたかったけど、火入れ中に松ぼっくりが開いていました。

   所さんの目がテンから思いつきでの木炭作りチャレンジでしたが

   結果云々は置いといて、何でもチャレンジする事が大切でした。

    前期高齢者、やれる条件やチャンスがあるなら何でもチャレンジして人生をエンジョイしなきゃ~

   畑の広さには参っていますが、田舎ならではのチャレンジを愉しんでいます。

    次のチャレンジは?

   コンニャク用のクヌギ灰汁・灰汁巻き・麹菌から(大豆&麦)合わせ味噌

   食品衛生責任者資格&加工所の営業許可=加工品(ケーキなどの菓子や加工野菜)を販売するため 

   と、頭には描いているんですが、なかなか腰が重たくて・・・

  

コメント
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