潜在意識にインプット

2010-12-09 19:21:58 | 学習塾・勉強の仕方

去年の話になりますが、当時中学3年生の女の子がいて、彼女は毎日塾に来ていました。

 

授業は毎日一コマずつ100分ですが、自宅だとなかなか勉強する気になれず、しかし受験を控えた時期、いくらやっても足りないことも承知だった彼女なので、だったら塾に毎日通って自学すればよいということになったものです。 

 

教室でなら、問題集も参考書も、その他たくさんの教材類が完備していますし、どうしても分からないところがあれば、授業時間の合間に待機している講師に質問することも出来ますので、初めのうちはこうした「毎日通塾」の環境に慣れなかった彼女も、すぐにその利便性を理解し、これに順応していきました。

 

ある日、毎日の疲れのせいか、彼女はふと机に突っ伏したまま寝入ってしまいました。

机の上には英語の教科書やワークがそのまま開かれた状態でした。

 

そして、突然目が覚めた彼女がダダダダッと私に向かって走ってきて言いました。

 

「先生、私、今夢の仲で教科書の本文をそのままの形で殆ど全文声に出して言っていたの。殆どそのままの形でよ。それが言えてたってすごくない? だって、テストの為にはまず教科書の本文をぞらで言えるくらいに読み込みなさいって先生が言ったから、私一生懸命それをやってたの。そうしたらいつの間にかちょっとウトウトしてしまって、でも、夢の中でそれを言えてたの」

 

その後、彼女が請うままに、私が教科書の本文を見、彼女がそれを見ない状態で暗唱したのですが、彼女が言った通りに、ほぼ全文を正確に言えていました。

 

きっと、極限まで集中して覚えようと努力したことが、彼女の潜在意識にそれを強く刻印したのでしょう。

 

まるでマンガみたいな話ですが、しかし、こうした結果、彼女はこの後すぐの定期テストでは学年でトップクラスに匹敵する結果をたたき出したのです。

 

こういうのを、ここまでやるのを「努力」というのですよね。

 

 


 

 

 

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ACSの完全個別/私立中受験突破力完成講座

2010-12-09 10:30:04 | 学習塾・勉強の仕方

年が明けると、私立中受験は「もう来月のこと」になります。 

 

4科目受験ならば、この冬休みから1月一杯を特に暗記単元の集中学習仕上げを、2科目受験であれば、計算力と読解力、特に論説文と物語文の中から苦手とするほうの底上げを図るべきと思います。 

 

実際、最後の50日(まさにこれから1月一杯までの残された日数に当たります)の過ごし方で学力の一段或いは二段の積み上げは十分可能であり、それによって第一志望を変更することなく、堂々とこれを突破してのける受験生が、これまで多数おりました。

 

勿論、この冬休みは、休みとは名ばかりで、12月は31日まで、1月も1日または2日から猛烈な追い込み講習をこなしていくのではありますが、ACSの完全個別/私立中受験突破力完成講座生をもう若干名追加募集致します。

 

枠が埋まり次第終了となりますので、お早めにお申し込み頂ければと存じます。

 

講習期間は上記の通り、講習費用は科目数と日数(基本は全日数参加ですが、ご家庭の事情等による一部受講などの便宜を考慮)によって違いが有りますので、お電話かたはメールにてお問い合わせください。

 

 


 

 

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