子供達のテスト対応力というのは、予想通りにはなかなかいきません。
これとこれをやったからこのくらいの点数にはなるだろうという計算がなかなか立ちにくいということです。
極端な場合、同じ問題を解かせても、日によって全く違う結果を示すことさえあります。
ここには、ありきたりの「原因と結果」の公式はありません。
だからこそ勉強は難しくて、同時に面白く、またやりがいもあるのだと思います。
やったらやっただけ、正確にその成果が出るのであれば、これは楽かもしれませんが、面白くはないですよね。
勉強の成果は、これを計るモノサシは様々ありますが、その中の一つであるテストだけを取り上げてみた場合、そこにはそれを受ける生徒個々人の得手不得手や、平素の学習の質と量、そしてそのテストに際して払った努力の質と量などの様々な要因が複雑に絡んできます。
つきつめて考えれば、これらはまさに個々人の個別事情に起因するものでもあって、学校や学習塾などで勉強するというのは、こうした事情を十分意踏まえ、検討した上で行うことで初めてその効果が上がっていくのだろうと思います。
闇雲に「勉強しなさい」というだけでは、そうそう上手くはいかないということでしょうか。
本日の保護者面談を終えて、改めて感じたことの一つでした。