まず、教科書の通読をするのですが、その際、太字部分を中心に、読み、細部にはこだわらないのがポイントです。
これをすることで、大まかな歴史の流れが頭に入りやすくなるはずです。
そして、大体一日、10ページから15ページを目処に、1ヶ月程度で、一気呵成に一冊を読みきります。
内容を忘れる事を恐れてはいけません。
一通りやったという自信を脳味噌に植え付けるのが目的だからです。
次は、年号暗記を行います。書いて覚えるのも一つの方法ですが、個人的には、語呂合わせがおすすめです。
昔から知られている方法ですが、記憶に残りやすく、とても有効な方法だと思います。
市販の参考書で十分ですが、それで覚えにくければ、自分でこしらえるのも一法です。
年号を軽視する傾向もありますが、年号そのものが出題されるうえに、重要な事件を年代順に並べ替えさせる問題も頻出ですから、面倒がらずに、必ず記憶して下さい。
最後の仕上げとして、問題演習をおこないます。受験用の問題集を三冊用意します。
これらを有効に活用するために、三、四日以内に、同一の範囲を仕上げて下さい。
一つの事項が色々な角度から問われますから、復習もできるうえに、応用力もつきます。
なにより覚えた事が体にしみこみます。
世界史の苦手な方は是非試してみて下さい。
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