面接指導について昨日書きました。
少し前に、大学受験生を対象とした同じく面接指導講座を行いました。
立教大学とその他都内各大学のAO入試を受ける受験生を対象としたもので、結果から言えば全員見事に合格を果たしましたが、この面接講座を始めた時点では、当たり前といえばそうなのでしょうが、各自あまりにもこれに対する知識や勉強不足がはっきりしており、まずは面接が何のために行われるかという点からはじめなくてはなりませんでした。
というのは、各自、面接では聞かれたことに対して自分の思うことや感じたことなどを自分の言葉でストレートに話して返すことがすなわち面接であるという誤った考え方があって、そこには殆ど何も工夫や知恵といったものが働いていませんでした。
言うまでもありませんが、面接試験は「青年の主張」をする場ではありません。
自分の思うところをストレートに出すだけで良いなら、これほど簡単な話はないでしょう。
しかし、それなら確実に面接試験には不合格になるでしょう。
面接試験対策講座では、想定質問を約20問用意して、その上で各自が志望する学校の情報やデータをそれに取り入れて、如何に自分がそこに入りたいかを、各自の長所や性格などをアピールしながら強く訴える術を体得してもらいます。
ここには、確実な面接試験突破のエッセンスが凝縮されています。