たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『赤毛のアンに隠されたシェイクスピア』より-イギリス文学-『アン』の妖精について

2022年04月13日 02時03分00秒 | 『赤毛のアン』



「せっかくだから、ここで『アン』の妖精について書いてみよう。

 妖精と一口に言っても、『アン』には、さまざまな妖精たちが描かれる。たとえば先の詩の妖精は、原文ではエルフと書かれている。エルフは、森や丘に群れをなして棲む、小人のような妖精だ。腕白な悪戯をすることもある。緑の草地を好み、真夜中につどって歌い踊り、台所で悪戯をしたり、逆に、寝ている間に家事を手伝ったりする。

『アン』には、エルフのほかにも、さまざまな妖精が出てくる。
 まず、ギリシャ神話の森と木の精ドライアド。
 英語文化圏の妖精としては、
 フェアリー(悪さをしない妖精一般)、
 インプ(悪戯な小鬼)、
 ゴブリン(鬼)、
 ディヴィニティ(森や水の精、神と人間の中間的な存在)、
 スピリット(精霊)だ。

 一口に妖精と言っても、モンゴメリは、この七種類を描きわけているのだ。よって拙訳では、ルビをふって区別できるようにした。

 これらの妖精は、シェイクスピア劇にも出てくる。92年に、CD-ROM版『シェイクスピア全集』で、それぞれの英単語を入れて検索してみた。エルフ(複数形のエルヴズもふくむ)が全戯曲中に八か所、インプが六か所、ディヴィニティが九か所で登場する。たとえば『夏の夜の夢』『ヘンリー五世』『ハムレット』『ウィンザーの陽気な女房たち』『リア王』『十二夜』『オセロー』『恋の骨折り損』『リチャード二世』などだ。

 これまで、『アン』の妖精は、ファンタジーとして少女趣味に語られることが多かった。だから私も訳すまでは、そのようなものだと思っていた。

 いかし、妖精文学とでもいうべきジャンルが英文学作品にあることを知るにつれ、『アン』に描かれる妖精は、もっと奥が深いのではないかと思い直すようになった。なぜなら、『アン』に作品が引用される作家たちは、妖精に関する作品を残している。モンゴメリは、それから影響を受けたと思われるからだ。

 たとえば、『アン』にたびたび登場するスコットランドの作家サー・ウォルター・スコットは、スコットランド地方の妖精の伝承や民話の収集家としても名を知られ、『スコットランド国境地方の歌謡』に妖精についての解説を残している。これは今でも妖精研究の原典となっている。アンが暗誦できると語るスコット作『湖上の麗人』にも、妖精物語『アリス・ブランド』が入っている。

 さらに『アン』に『批評論』の一節が引用されるイングランドの詩人アレキサンダー・ポーブ(1688~1744)は、物語詩『髪盗み』で、空気の精霊シルフを描いている。

 ほかにも、スコットランドの詩人ロバート・バーンズによる詩『タモシャンター(シャンターのタム)』は、教会の窓から、魔女たちがくりひろげる狂宴をのぞき見る話だ。この詩の主人公、農夫タムにちなんで名づけられた大きな帽子「タモシャンター」を、アンがかぶっている描写もある。」

                                ⇒続く

(松本侑子著『赤毛のアンに隠されたシェイクスピア』、141-144頁より)


プリンス・エドワード島のアンの家「グリーン・ゲイブルズ」



モンゴメリさんが『赤毛のアン』を清書したタイプライター、


The Garden In Winter

2022年03月21日 02時03分59秒 | 『赤毛のアン』
When Autumn Comes
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/319fcf63c79b73da2af8865623f98780




Frosty, white and cold it lies

 Underneath the fretful skies;

Snowflakes flutter where the red

  Banners of the poppies spread;

And the drifts are wide and deep

  Where the lilies fell asleep.


But the sunsets o,er it throw

  Flame-loke splrndor, lucent glow,

And the moonshine makes it gleam

  Like a wonderland of dream;

And the sharp winds all the day

  Pipe and whistle shrilly gay.


Safe beneath the snowdrifts lie

  Rainbow buds of by-and-by,

In the long sweet days of spring,

  Music of bluebells will ring;

Ans its faintly golden cup

  Many a primrose will hold up.


Though the winds are keen and chill

 Roses, hearts are beating still,

And the garden tranquilly

 Dreams of happy hours to be;

In the summer days of blue

  All its dreamings will come true.

  THEPOETRY of LUCY MAUD MONTGOMERYより



冷ややかで白くて冷たい

猛烈な空の下。

雪の結晶が赤いところに羽ばたく

ポピーのバナーが広がります。

そして、ドリフトは広くて深い

ユリが眠りに落ちたところ。


しかし、夕日はそれが投げる

炎のような輝き、明るい輝き、

そして密造酒はそれを輝かせます

夢の不思議の国のように。

そして一日中強風

パイプと笛の甲高いゲイ。


雪の吹きだまりの下に安全に横たわる

どんどんの虹のつぼみ、

春の長く甘い日には、

ブルーベルの音楽が鳴ります。

そのかすかに金色のカップに答える

多くのサクラソウが持ちこたえます。


風は鋭くて寒いですが

バラ、ハートはまだ鼓動している、

そして庭は静かに

幸せな時間の夢。

青の夏の日

その夢はすべて実現します。



 プリンス・エドワード島で購入したモンゴメリさんの詩集より。

 直訳でなんとも味気なく、おそらくニュアンスが違いますが、一応Google翻訳にかけてみました。わからなくても、そのまま味わうのがいいですね。

 プリンス・エドワード島の春は6月、長い冬の間、夢をみるように美しいプリンス・エドワード島の春、そして夏の訪れを待ち侘びながら詠んだ詩でしょうか、わかりませんが・・・。

 
 2010年6月に訪れた春のプリンス・エドワード島は、どこもかしこも『赤毛のアン』に描かれている「輝く湖水」、キラキラキラキラしていました。第二次世界大戦のあと、わたしのようなものでも飛行機に乗って地球の裏側まで旅をすることができたこと、今となっては奇跡のような年月でした。おそらくこの世にいる間、国際線の飛行機に乗ることはもうできません。12年前のことになろうとしています。束の間、夢の中を漂っているような旅の時間でした。







春のプリンス・エドワード島への旅_5日目
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/c5c5799d6722ae857003cf4febdde41d

Virtual Tour of L.M. Montgomery's Ontario

2022年03月18日 13時27分20秒 | 『赤毛のアン』
L.M. Montgomery
@LMMontgomeryLSより、

https://twitter.com/LMMontgomeryLS

「“It is always safe to dream of spring. For it is sure to come; and if it be not just as we have pictured it, it will be infinitely sweeter.” 🪴

THE STORY GIRL
While we wait for spring, enjoy this video (via Carolyn Strom Collins, Bernadeta Milewski)」


Virtual Tour of L.M. Montgomery's Ontario by Carolyn Strom Collins and Bernadeta Milewski. Tour inspired by Dr. Mary Henley Rubio.

https://www.youtube.com/watch?v=Grs9VeBqGUA

『Anne of Green Gables』より_第1章Mrs.Rachel Lynde is Surprised

2022年02月23日 21時43分52秒 | 『赤毛のアン』
『Anne of Green Gables』より_第1章Mrs.Rachel Lynde is Surprised
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/7f3ac91fe5614d467b2a68aa26d67416




There are plenty of people in Avonlea and out of it,

who can atttend closely to their neighbor,s business

by dint of neglecting their own;but Mrs.Rachel Lynde

was one of those capable creatures who can manage

their own concerns and those of other folks into the bargain.


 She was a notable housewife:her work was always done and well done;she ran,s the sewing circle,

helped run the Sunday-school,and was the strangest prop of the Church Aid Society,and Foreign

Missions Auxiliary.

Yet with all this Mrs.Rachel found abundant time to sit for hours at her kitchen window,knitting

"cotton warp"quilts--she had knitted sixteen of them,as Avonlea housekeepers were wont to tell

in awedvoices--and keeping a sharp eye on the main road that crossed the hollow and wound up

the steep red hill beyond.


『赤毛のアン』
第一章レイチェル・リンド夫人の驚き

「自分のことは等閑(なおざり)にして、ひとのことに首をつっこお節介な連中は、ここアヴォンリーに限らずどこにでもいるが、レイチェル・リンド夫人は、自分の用事はもちろん、人の世話まで立派に手がまわるやり手だった。

彼女は切りもりのうまい主婦で、家事は何でもそつなくこなすうえに、裁縫の集まりを開き、日曜学校を手伝い、教会援護会と海外伝道講演会の顔役でもあった。それなのに、さらに台所の窓ぎわに何時間もすわって木綿糸でベッドカバーを編んでいる余裕があった。「16枚も作ったんですって」と、アヴォンリーの主婦たちは感嘆しつつ、噂しあったものだった。しかもリンド夫人は、編物をしながら窪地からむこうの丘へうねうねと続く赤土の街道にも目を配っていたのだから、大したものだった。」


(『赤毛のアン』モンゴメリ、松本侑子訳 2000年5月25日第一刷集英社文庫より)













『Anne of Green Gables』より_第1章Mrs.Rachel Lynde is Surprised

2022年02月11日 23時06分24秒 | 『赤毛のアン』
Mrs.Rachel Lynde lived just where the Avonlea main road dipped down into a little hollow fringed

with alders and ladies eardrops and traversed by a brook that had its source away back in the woods of the

old Cuthbert place; it was reputed to be an intricate,headlong brook in its earlier course through those

woods with dark secrets of pool and cascade;but by the time it reached Lynde,s Hollow it was a quiet

well-conducted little stream for not even a brook could run past Mrs.Rachel Lynde,s door without due

regard for decency and decorum;it probably was conscious that Mrs.Rachel was sitting at her window,

keeping a sharp eye on everhthing that passed,from brooks and children up,and that if she noticed

anything odd or out of place she would never rest until she had ferreted out the whys and wherefores

there of.

『赤毛のアン』
第一章レイチェル・リンド夫人の驚き

「レイチェル・リンド夫人は、アヴォンリーの街道が、小さく窪地へとゆるやかに下っていくあたりに住んでいた。まわりには、ハンの木や淑女の耳飾りと呼ばれる野生のフクシアの花がしげり、そして、カスバート家の古びた屋敷のある森から流れてくる小川が横切っていた。

 この小川も、森の奥深くの上流には思いがけない深い淵や滝があり、曲がりくねっていたり荒々しかったりするという話だが、リンド家の窪地に流れつく頃には、静かで、まことに行儀のよろしい、可愛らしいせせらぎになっていた。

 というのも、リンド夫人の家の前を通る時には、川の流れですら、体裁とか礼儀作法を忘れるわけにはいかなかった。何しろ彼女は、いつも窓辺にすたって、小川から子どもに至るまで、通るものすべてに目を光らせていて、どこが妙だとか、しっくりこないと感じたら最後、どうしてそうなのか、わけをつきつめずにはいられない。たぶん、小川の方でも、それを心得ているのだろう。」

(『赤毛のアン』モンゴメリ、松本侑子訳 2000年5月25日第一刷集英社文庫より)








『Anne of Green Gables』より_第25章Matther insists of Puffed Sleeves

2022年01月16日 00時27分04秒 | 『赤毛のアン』




Christmas morning broke on a beautiful white world.

It had been a very mild December and people had looked forward to a Green Christmas;but

just enough snow fell softly in the night to transfigure Avonlea.

Anne peepted out from her frosted gable window with delighted eyes.

The firs in the Haunted Wood were all feathery and wonderful;the birches and wild cherry trees were

outlined in pearl;the plowed fields were stretches of snowy dimples;and there was a crisp tang in the

air that was glorious.

Anne ran downstairs singing until her voice reechoed through Green Gables.

"Merry Christmas,Marilla! Merry Christmas,Matthew!

Isn,t it a lovery Christmas? I,m so glad it,s white.

Any other king of Christmas doesn,t seem real,does it?

I don,t like green Christmas.

They,re not green--they,re just nasty faded browns and grays,

what makes people call them green?

Why--why--Matthew,is that for me?

Oh,Matthew!"

Matthew had sheepishly unfolded the dress from its paper swathings and held it out

with a deprecatory glance at Marilla,who feigned to be contemptuously filling the teapot,

but never the less watched the scene out of the corner of her eye with a rather interested air.

『赤毛のアン』より、
第25章マシュー、パフスリーブにこだわる

「クリスマスの朝は、見事な銀世界となった。温かな12月だったので、雪のない(グリーン)クリスマスになるだろうと思われたが、一夜のうちに雪が柔らかく積もり、アヴォンリーは神々しい姿に変わった。

 アンは、霜のついた切妻の窓から、外の景色を嬉しそうに眺めた。《お化けの森》のもみの木は、白い羽毛でおおわれたように美しかった。樺と山桜は、葉のない枝が真珠に縁どられているようだ。鋤で耕された畑は一面の雪野原となり、ところどころのえくぼのようにくぼんでいる。空気は晴れやかで、ぴりっと冷たく爽やかに香った。アンは、グリーン・ゲイブルズに響き渡るような声で、歌をうたいながら二階からかけおりた。

「メリー・クリスマス、マリラ! メリー、クリスマス、マシュー!すてきなクリスマスね。ホワイト・クリスマスになって、とても嬉しいわ。雪のない(グリーン)クリスマスなんて、本当のクリスマスの気がしないもの。グリーン・クリスマスは好きじゃないの。だって外は緑色(グリーン)じゃなくて、くすんで枯れた茶色や灰色だもの。どうして緑色というのかしら。あら、まあ、マシュー、それ、私に?ああ、マシュー!」

 マシューは羊のようにおどおどしながら、紙包みから服を取り出すと、言いわけでもするように、ちらりとマリラの方を見てから、アンに差し出した。マリラは、と言えば、フンと軽蔑するような素振りでティーポットにお湯を注いでいたが、しかし、好奇心は隠せず、横目でなりゆきを見ていた。」             

(『赤毛のアン』モンゴメリ、松本侑子訳 2000年5月25日第一刷集英社文庫より)



「モンゴメリ、34~35歳、

 1908年、長編小説『赤毛のアン』がアメリカ東部ボストンのL・C・ペイジ社より発行。初めての本はアメリカ、カナダ、イギリスで評判を呼び、その年に何度も版を重ねるベストセラーとなります。翌1909年には、続編『アンの青春』が発行されます。」

(松本侑子『赤毛のアンへの旅-秘められた愛と謎』、2008年4月25日第一刷NHK出版より)


 この世にいる間に、『赤毛のアン』を原文で読むというのも生きる目標のひとつ。モンゴメリさんが自身の叶わなかった夢と希望を託した『赤毛のアン』には、全編アンの生命力と躍動感があふれているように感じます。原文でしかわからないものがあり、少しずつ・・・。

 プリンス・エドワード島へ旅した時、グリーン・ゲイブルズのショップで購入した『Green Gables Letters』という本もようやく読み始めています。1905年から1909年にモンゴメリさんの書いた手紙がおさめられています。英語がわかるわけではないので、ほんの少しわかるところだけ拾い読み。翻訳はまたさがします。



雪に包まれたプリンス・エドワード島のクリスマスのお写真、WelcomePEI公式ツイッターよりお借りしました。
https://twitter.com/WelcomePEI

2021年12月25日、
プリンス・エドワード島、
映画『赤毛のアン』でアンとダイアナが遊んでいるコープ・ヘッドの燈台



2021年12月24日、
プリンス・エドワード島、
シャーロットタウン




 

『Anne of Green Gables』より_第4章Morning at Green Gables

2021年11月29日 23時50分41秒 | 『赤毛のアン』
Oh,I don,t mean just the tree:of course it,s lovely--yes,it,s radiantly lovely--it blooms as if it meant it--

but I meant everything,the garden and the orchard and the brook and the woods,the whole big dear world.

Don,t you feel as if you just loved the world on a morning like this?

And I can hear the brook laughing all the way up here.

Have you ever noticed what cheerful things brooks are?

They,re always laughing.Even in winter-time,

I,ve heard them under the ice.


「まあ、私が言ったのは桜の木だけじゃないわ。もちろん桜もきれいよ、そう、まばゆいばかりに美しいわ。まるであの木もそれを分かって咲いているみたいね。でも、全部がすばらしいのよ、庭も、果樹園も、小川も、森も、この広々とした世界のすべてが愛しいわ。おばさんは、こんな美しい朝には、世界中を愛している、っていう気にならない?私には、小川のせせらぎの笑い声がここまで聞こえるわ。おばさんは、小川がどんなに陽気か知っている?小川はいつも笑っているのよ。冬でさえ、氷の下を笑いながら流れているのよ。」

(『赤毛のアン』モンゴメリ、松本侑子訳 2000年5月25日第一刷集英社文庫より)

 6月、長い冬のあとにおとずれたプリンス・エドワード島の春、カナダの本土からはじめて島にやってきた翌日、グリーン・ゲイブルズで迎えた朝の美しさに心をうばわれたアンが。戸惑うマリラに話しかけています。生き生きとしたアンのことばには、プリンス・エドワード島を愛して、この作品を心から楽しんで書いたであろうモンゴメリさんの生命力があふれているように感じます。







When Autumn Comes

2020年09月15日 23時22分40秒 | 『赤毛のアン』
The city is around us,and the clamor of the mart;

Its grip in on our pulses,and its clutch upon our heart.

We cannot hear the music of the olden dreams and days;

We have no time to tread in thought the sweet forgotten ways.


But when the tang of autumn air sweeps up the breathless street.

With sudden hint of reddening leaves and garnered fields of wheat,

of golden lights on pastures wide and shadows in the glen,

Our souls thrill with the yearning wish to be at home again.


Out there the misty sea laps glad on crisp and windy sands;

Out there the smoke-blue asters blow on breery meadow lands;

Out there the joyous marigolds in marsh and swamp are bright-

Despite the breath of chilly morn and nip of frosty night.

The air is ripe and pungent,and the sky is free fro stain:

The fallen leves are whispering in many a woodland lane;

Ans o to roam upo the hills when all the west is red,

When the moon rises from the sea and stars shine overhaed!

And O to see the homelight from the farmhouse window glow,

Athwart the purple-falling dusk as in the long ago;

To hall it with our eager eyes when pilgrimage is o'er,

And dream one dream of boyhood 'neath our father's foof

once more!

 THEPOETRY of LUCY MAUD MONTGOMERYより

都市は私たちの周りにあり、マートの騒ぎです。

私たちの脈をつかみ、心臓をつかみます。

私たちは昔の夢と日々の音楽を聞くことができません。

私たちは甘い忘れ去られた方法を考え込む時間がない。


しかし、秋の空気の息吹が息をのむ通りを掃くとき。

突然紅葉のヒントと小麦畑が生まれ、

牧草地の広い黄金の光とグレンの影

私たちの魂は、再び家に居たいという憧れの願いに感動します。


そこには霧の海がさわやかで風の強い砂の上でうれしい。

そこには、スモークブルーのアスターが草地の牧草地を吹き飛ばします。

湿地と沼地の楽しいマリーゴールドは明るいです。

肌寒い朝の息吹と冷ややかな夜のニップにもかかわらず。

空気は熟していて刺激的で、空は汚れから自由です:

森の小道の多くで落ち葉がささやいています。

Ans oは、西がすべて赤のときに丘を歩き回ります。

月が海から昇り、星が輝いているとき、過大評価されました!

そして、農家の窓からの家の明かりが光るのを見ると、

昔のように紫に落ちる夕暮れを避けます。

巡礼が終わったとき、私たちの熱心な目でそれをホールに収めるために、

そして、少年時代の一つの夢を夢見る

もう一度!

プリンス・エドワード島への旅で購入したモンゴメリさんの詩集をようやく少しずつ読んでいます。詩を詠むのは苦手だし、英語が全部わかるわけでもなく、ただ赤毛のアンの原文にある登場する風景描写と同じ単語も登場するので読めないけど読める感じでしょうか。一応Google翻訳にかけてみましたが直訳なので読めない方がいいのかも。わかなくてもそのまま味わってみる。積読はまだまだあるので少しずつ・・・。

 写真は2012年秋のプリンス・エドワード島への旅から、赤毛のアンの舞台アヴォンリーのモデルとなったキャベンディッシュ、グリーン・ゲイブルズの近くにあるモンゴメリさんが働いていた郵便局を再現したもの、奥はモンゴメリさんが通った協会。モンゴメリさんが歩いたのと同じ道を歩いた時間は人生の宝物、足元からモンゴメリさんを感じました。






『Anne of Green Gables』より_Morning at Green Gables

2020年05月20日 12時15分49秒 | 『赤毛のアン』
"It,s time you were Dressed," she(Marilla) said curtly.

Marilla really did not know how to talk to the child,and her uncomfortable ignorance made her crisp and curt

when she did not mean to be.

Anne stood up and drew a long breath.

"Oh,isn,t it wonderful?" she said,waving her hand comprehensively at the good word outside.

"It,s a big tree ," said Marilla,”and it blooms great ,but the fruit don,t amount to much never--small and wormy."

"Oh,I don,t mean just the tree;of course it,s lovely --yes ,it,s radiantly lovely--it blooms as if it meant it--but I

meant everying.the garden and the orchard and the brook and the woods,the whole big dear world.

Don,t you feel as if you just loved the world on a morning like this?

『Anne of Green Gables』より_第25章Matther insists of Puffed Sleeves

2020年05月20日 02時12分41秒 | 『赤毛のアン』
 Anne took the dress and looked at it in reverent silence.

Oh,how pretty it was-a loverly soft brown gloria with all the gloss of silk;a skirt with dainty frills and

shirrings;a waist alaborately pintucked in the most fashionable way,

with a little ruffle of filmy lace and the neck.

But the sleeves -they were the crowning glory!

Long elbow cuffs and above them two beautiful puffs divided by rows of shirring and bows of brown silk

ribbon.

"That,s a Christmas present for you,Anne," said Matthew shyly.

Why-why-Anne,don,t you like it? Well now-well now."

For Anne,s eyes had suddenly filled with tears.

"Like it! Oh,Matthew!" Anne laid the dress over a chair and clasped her hands.

"Matthew.it,s perfectly exquisite. Oh,I can never thank you enough.

Look at those sleeves!

Oh,it seems to me this must be a happy dream."

「アンは服を受けとると、感激に打たれたように無口になって、じっと見つめた。ああ、なんてきれいなんだろう。茶色のグロリア地は絹の光沢に光り、とてもしなやかだ。スカートは、優美なフリルとシャーリングで飾られ、銅には、手のこんだピンタックが最新流行の縫い方でよせてあり、衿ぐりには、薄いレースの小さなラッフルがついている。しかし何と言っても、この袖、袖がいちばんすばらしい!
袖口から肘まで長いカフスが続き、その上に、二段の大きなパフスリーブがついているのだ。二つのふくらみとふくらみの間は、シャーリングで縫いしぼり、そこに茶色の絹のリボンが蝶々結びにしてあった。
「アン、クリスマス・プレゼントだよ」マシューは恥ずかしそうに言った。「おや、どうした、アン、気に入らないのかい、ほれ、どうしたね」
 というのも、アンの目は、見る見る間に涙でいっぱいになったのだ。
「とても気に入ったわ! ああ、マシュー!」アンは椅子に服をかけると、両手を握りあわせた。「マシュー、完璧に優雅だわ。ああ、どんなにお礼を言っても言いたりないわ。それに、この袖!ああ、幸せで夢をみているみたい」

(『3カ月トピック英会話ー『赤毛のアン』への旅』2008年テキストより)