たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

「大草原の小さな家」への旅_ウィスコンシン州ぺピン&ミネソタ州

2014年11月02日 22時24分00秒 | 「大草原の小さな家」への旅
「ローラが生まれた土地、ウィスコンシン州ぺピンは、ミネアポリス(の空港)からさらに東へ車で数時間ほど行った、ミシシッピ河のほとりにある。かなり遠いので、その夜は、ぺピン経向かう途中にある、ウィスコンシン州のオークレアというフランス語にちなんだ地名の土地に泊まった。」


「翌朝は、目覚めると、とうとうローラが生まれたぺピンに行くのだと、はずむような気持ちだった。朝食のあと、ホテルで短い講演をしたが、ご参加の方々も嬉しくてたまらないといった面もちだ。
 
 身支度をして外へ出ると、ゆうべは暗くてわからなかったが、ホテルのまわりはとてつもない田舎だった。山も谷もなく、見わたすかぎりの平地だ。空も雲も、信じられないほど大きい。ホテルは高速道路沿いに、ぽつんと建っていたのだ。

 日本を出たとき、東京は残暑でむし暑かった。ところが大平原がつづく中西部の9月は、すがすがしく乾いた秋の空が広がっていた。

 バスに乗り込んでぺピンへ向かっていくと、しだいに道は、平地から丘へ、草地から森へと入っていった。

 ローラの父親は、ぺピンの町から11キロ北の森を切り開いて、丸太小屋を建てた。それがローラが生まれた家だ。」


(松本侑子著『アメリカ・カナダ物語紀行』平成21年発行幻冬舎文庫、155頁、159頁より引用しています。)


一日目の、載せきれていなかった写真を何点か。


またまた復元された丸太小屋の全景。
(ここはウィスコンシン州ぺピン。ミネソタ州ミネアポリスの空港から、ミシシッピ河を渡って、ローラの生まれた地に行ったのでした。)



丸太小屋の前の大きな木。




丸太小屋を見学した後バスはまたミネソタ州へと戻って行きました。
インガルス一家ゆかりの地?ということで、丸太小屋を離れてからほどなく
バスが泊まりました。






夕食をいただいたミネソタ州のレイクシティホテルの向かい側のレストランに展示されていました。ぺピン湖はミシシッピ河の一部です。



夕食の大きなお魚。見ているだけでお腹いっぱいになりそうですね。



レイクシティホテルに展示されていました。ミシシッピ川の全容の説明。