たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宙組『シャーロック・ホームズ』『デリシュー』-東京宝塚劇場8月29日(5)

2021年09月18日 14時28分03秒 | 宝塚
宙組『シャーロック・ホームズ』『デリシュー』-東京宝塚劇場8月29日(4)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/de84c9626cdc40b73a60452a046eef20




『シャーロック・ホームズ』

  9月20日(月)夜、日本シャーロック・ホームズ・クラブさんhttps://twitter.com/JSHCGETSUREIKAIによる、作家でホームズ研究家の北原尚彦さんに宙組ホームズの魅力をツィッター上で語り尽くしていただくという企画。東京宝塚劇場で2回観劇しましたが細かいところ見逃しまくりだと思うので楽しみです。ホームズファンと宝塚ファンのコラボレーション、シャーロキアンのみなさま、観劇のあとは「ル・サンク」、先日発売されたブルーレイ・DVDも購入して繰り返し楽しんでくださっているようで嬉しいです。宝塚をほめられるの、自分のことをほめられるみたいに嬉しい。真風さん、キキちゃん、じゅんはなちゃん、ずんちゃん、そらくん、宙組のみなさま、届いていますか。

 だいもん(望海風斗さん)主演の『Victorian Jazz』、Pちゃん(鳳真由さん)が演じたのはアーサー・コナン・ドイルでした。つぶやかれている方がいらっしゃったので思い出しました。こちらは田淵先生のデビュー作。物語の鍵となるヴィクトリア女王の潜水艦の設計図、こちらにも登場していました。

2012年花組『Victorian Jazz』-オンデマンド配信で視聴
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/00870d2033c3e63921fd9be3c66050e7


婦人公論WEBの記事
【宝塚・宙組】真風涼帆・潤花「シャーロック・ホームズ」《~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~》
https://fujinkoron.jp/articles/-/4387

 大劇場千穐楽をライブ配信で視聴したときの印象よりもはるかに奥深い作品なのだということが、2回の観劇後にわかってきました。ライヘンバッハの滝で真風さんホームズとキキちゃんモリアーティが対決する場面の舞台写真、シャンテのキャトルで購入してきました。まかキキの殺陣はもちろん、有村淳先生デザインの衣装が美しくて物語の雰囲気をより盛り上げています。まかキキの着こなしに一縷のすきもないのは言うまでもありません。劇場で全体をみなければわからなかった、舞台いっぱいに滝が映し出されるのはプロジェクションマッピングですね、この場面の演出、理屈はともかく好きすぎてライブ配信のカメラが全体をとらえるのはむずかしいと思いますが楽しみです。

 凛城きらさん演ずるホームズの兄マイクロフト・ホームズ、貫録をだすためにお腹周りにつめもの?布団をまいている?の大変そうと思いましたが、足長くて美しいのは宝塚ならでは。お髭つけて、舞台を安定させる芝居力と存在感は専科に異動するさすがの力。すっしーさん(寿つかささん)、じゅんはなちゃん演じるアイリーンに色仕掛けで潜水艦の設計図を盗まれる、久しぶりの髭つけた重鎮の役どころ。ずんちゃん(桜木みなとさん)演じるワトスンと天彩峰里ちゃん演じるワトスンの恋人メアリー、真風さんホームズのちょっと変な人に対してすごく普通の二人。美しいカップル、メアリーのトランクを持って夜のロンドンを彷徨うアイリーンとすれ違った時にかける言葉が優しすぎ。ライブ配信でもう一度確認して記憶したい。「ル・サンク」を買えばいいのか。

 台風通過で打ち合わせは来週に延期、駅からタクシーを使わせてくださるとのこと。がんばって少しだけ有楽町にも足を延ばそう。『プロミセス・プロミセス』のチラシと「ル・サンク」だけ入手したい。移動はつらいけれど動かないとほんとに社会に戻れなくなる。心の糧、観劇を続けている未来を思い描く。




10月上旬

2021年09月18日 01時16分55秒 | 日記
「紹介状ができるのは10月上旬になります」「上旬では、はっきりしないですよね、できたら連絡もらえるのですか?」「その頃になったらご自身で電話してください、できていたら会計に取りにきてください、紹介状にもお金がかかりますので」「知っています」

 命がとられるわけではないし、コロナの影響があるのかないのかわかっていませんがコロナ禍で医療機関は大変なのだから、こういうものなのだと思うしかない。ここからまた予約して初診にたどり着くまでに何週間かかるのか。リハビリの余地はない手術しかないっていう診断なので、この間なんの治療を受けることもできないのか、いや治療ではよくならないから、手術しかないから治療の対象ではないのか。6月下旬○○整形外科で手術した方がいい、手術したらだいぶ楽になると言われた時、はいじゃあ手術します、今すぐ手術したいので紹介状をお願いしますって言っていたらよかったのか。1か月で担当PTが替わってしまったのはどういうことだったのか。

 医療機関との関係、むずかしい。わたしが気むずかしいだけなのかもしれませんが医師とかPTとか相性もあるし、信頼できると思えるまでには時間が必要。いきたくて病院にいくわけではないし、ましてや手術したいわけではない。ここまでしてしまった自分がいけないのかもしれませんが一生懸命生きてきた結果こうなってしまっていました。

 先天性、隔世遺伝って母の胎内にいたときすでに脱臼していたのか、この世に出てくる時に脱臼したのか、歩きはじめた頃なのか、これはどういう人生の罰ゲームなのか。先が全くみえない状況下でかつてなら年金受給開始が遠くない年齢の自分が希望的予測をもつことはむずかしいです。体が痛いのにあてのない希望的予測を信じ続ける気持ちなど続きません。でも死ぬことはできないので信じるしかないのだと、その先にこうしたいというイメージをもつのだと。

 整形外科の医者やPTにしたら数ある症例に過ぎず、むずかしいケースでも珍しいケースでもなんでもないのでしょう。治療法が確立されていない疾病の人だってどんなに困っていてもここではなにもできない、ここでやれることはない、むずかしいと言われて終わることがあるのを知っています。わたしなんかたいしたことないですがこうして待ち続けることが自分の体にとって本当に正しいのかわかりません。道しるべはなにもない。ググると広告いっぱい出てきますが信憑性がわからないです。

 夕方お弁当を買うためバスに乗った時、うしろにいたおじいさんが優先席めがけて一目散、背中おされました。悪気はないわけだし年齢的に仕方ないことだとは思いますが見た目ではわからずとも大変な人もいるのだということを自分の身で知りました。高齢化率が高いことの多いバスの中はなかなかにきびしい。ヘルプマークをつけられると違うのでしょうが手帳を取得した人だけなので今のところわたしが利用できるセーフティネットはなにもなし。もしかしたらあるのかもしれませんが、役所へ相談にいくのはとてつもない心のエネルギーがいります、今のところその気力は湧いてきません。

 東京宝塚劇場周辺グルメをツィッターにあげてくれている方がいらっしゃいます。何十回も観劇しているのにシャンテ以外のお店に入ったことがないので、コロナが終ったらこのお店にもあのお店にもいってみたいと思い巡らしましょうか。

 20日(月)の夜は、ツィッターでシャーロキアンの方々主催の”シャーロキアンが語る宙組ホームズ”という企画が予定されています。ホームズファンと宙組ファン、宝塚ファンがSNSを通して共通の話題で楽しめる、SNSの正しい使い方。26日の千穐楽前に、どこかシャーロキアンのツボにはまっているのか知ることができそうなので楽しみです。ワクワク、ワクワク。

 ここには、劇場には夢と希望がある。夢と希望があると信じられる大切な場所。