たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

手術しないで一生を終えたい

2021年11月08日 17時13分16秒 | 日記
 これから二週間ぶりのリハビリでしたがキャンセルしてしまいました。町医者もPTも手術をさせたがっているように感じてしまいます。手術、手術って一言いう方は簡単なのでしょうが言われる方は簡単ではありません。とっつきが悪かった。初診で仕事していますか?ときかれたので、していませんと答えたら、手術したらだいぶ楽になると、具体的にどんな手術なのか、何の説明もなくそれだけでした。手術の緊急性はない、リハビリをすることは悪いことではないという総合病院の医師のお墨付きがでたので戻りましたがうーん、安心して相談できるという感じがありません。それには時間が必要なのでしょうが手術をしたくないという気持ちは尊重されないように感じてしまいます。翌日だるくなくならそれも診察で相談してくださいとPTに言われましたが自分の体の感覚を言葉にして説明するのはすごくむずかしくて緊張状態ではわたしは言葉がでてきません。

 明日も午前中から出勤したい、翌日だるくなると体が動かずバスと電車に乗ることができないのでキャンセルしました。体がつらさを自覚してしまうからか、つらいが出てしまうからか足元がフラフラなります。全身疲れているのでマッサージいきたいですがそれも危ないのかもしれません。手術しないかぎりいつか歩けなくなってしまうのか、手術しないかぎりこの世にいる間ずっとこんな気持ちを抱えた状態で生きなければならないのか。手術したくないなら筋肉をつけるしかないって、手術したくないという選択肢は悪いことみたいで通い続けても希望がもてない。

 わたしのような人に年金受給開始年齢の引き上げ、60才過ぎてもさらにまだ払わなければならないのは本当に痛いです。前倒しで申請したら具体的にいくらになるのか、減額がすごすぎるので計算していません。ググってみると減額されても2割の方は前倒しで申請、逆に厚労省が目論んでいるような遅らせる人は1割もいないようです。
今までさぼってきたわけではなく、たいした給料ではありませんでしたがたいしたことない給料から保険料も税金も払ってきたのにひどいと思います。せめて消費税をさげてほしいと思いますが、与党が大勝してしまったので減税も制度の根本的な見直しもないのでしょう。超高齢化社会、悪くなっていくことはあっても良くなっていくという感じがまったくありません。

 この団地もたぶんかなり高齢化が進んでいようです。しょっちゅう救急車がきているし、先日夕方介護事業所がデイサービスを終えた方々を車に乗せて送ってきたのでしょう、車椅子ごとおじいちゃん、おばあちゃんを車から降ろしているところに出くわしました。隣の公園では小学校から帰ってきた子どもたちが元気いっぱいに遊んでいました。エネルギーのかたまりのような子供たちと表情が生きていないおじいちゃん、おばあちゃん。生きているのか、生かされているのか。生きる意味とは、幸せとは・・・。

 人生は老後のためにあるのではない、今の時間は今しかなく今を生きるためにあると思いたいです。老後のために生きることを前のめりの人生と書いてある本を読んだことがあります。具体的には今思い出すことができませんが老後の不安でいっぱいになりながら生きる時間など生きていないも同じ、幸せではありません。でも残念ながらこのタイミングで生まれる前から股関節脱臼していたと知ることになり、フルタイム勤務するには往復することが無理になってしまいました。

 幼い頃ギブスをして通院していたと聞かさたし、自分でもおぼろげに記憶があって股関節がわるいという自覚はありました。でも負担にならないようにしないと軟骨がなくなってしまうとはわかっていなかったので負担になることをしまくってきました。股関節にすごく悪いらしい開脚も10代の頃は練習することでやれるようになったこともあります。数年前までヨガなどでも開脚のある動きをしていました。健診でわかったのなら医師か保健師か知らんけど親に告知して指導してほしかった。整形外科なんて働いたりしていたらよほどでないと行くことはありません。平日の昼間はおじいちゃん、おばあちゃんがいっぱいきてくれることで儲けがあるんでしょうね、なんだかなあ。

 自分を食わせるために明日は午前中から出勤したい。いつまでかわかりませんが12月までやると按分でいくらか賞与がでるらしい、それで下手に所得が増えて負担が増えすぎることになってしまうと本末転倒ですが、今はそこを目指してやれるだけやることを考えるしかありません。

 手術はしたくない、手術をしないで一生を終えたい。そのためには折り畳み杖を使わないと人混みが危ないですがまだ抵抗があります。

 先週東京宝塚劇場で終演後、腰まがって体ななめにしながら杖に全体重をあずけて退場しようとしているおばあちゃんをみかけました。お一人でいらっしゃったのでしょうか。スタッフさんがエレベーター押しますねと声をかけていました。劇場に来て宝塚を観劇したいという心のエネルギー。推しがいる、何かを好きでいられるって、すごいことなんだと思いました。さみしくなったころにまた次の作品が発表される宝塚という存在にはすごい力があります。わたしも可能なかぎり劇場で観劇したいという気持ちを持ち続けていたいです。

『プロミセス・プロミセス』、ライブ配信のお知らせは?

 愛海ひかるちゃん休演で、ルイマキセ君が代役をつとめるお知らせに何度か見直してしまいました。ルイ君が娘役をやるっていうこと?13日に初日のタイミングで休演はすごくつらいだろうしみなさま大変だろうと思いますが、ルイ君なら間違いないという絶対的な安心感があります。

無事に初日の幕があがりますように、そして東京公演のライブ配信のお知らせを待っています。


旅の思い出-パラオ

2021年11月08日 01時43分39秒 | 小さな旅の思い出
パラオに行ってきた
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/b739a02cb96aa58b687dfd2df8f5ac5e

 色々と整理していて遠ざかりつつある記憶をリフレイン。ゴールデンウイーク中の仕事終わりから成田空港にかけつけ、グアム島経由でパラオ共和国に飛び立ちました。2006年5月のことでした。パックツアーに一人参加、緊張もありましたが幸せな時間でした。パラオ・ロイヤル・リゾートホテルのオーシャンビューに宿泊し、シュノーケリング、体験ダイビング、ドルフィンパシフィックを楽しみました。

 到着の翌日、フリーツアーに組み込みのロックアイランドツアーに参加。ロックアイランド群をボートで巡りました。見事な快晴、真っ青な空と透明度の高い海に次々と現れて来る小さな島々。案内してくれた現地ツアー会社の日本人スタッフがみなさんの日頃の行いがいいからですよと。無人島に降り立ってビーチシュノーケリング、海の中に広がるサンゴ礁、夢のような時間でした。お昼はバーベキューだったかな。夕方ホテルに戻るとスパにいったのはこの日だったかな。食事はどうしたのか、ちょっと思い出せません。

 3日目に迷いに迷った末、思いきって体験ダイビング。

 4日目にイルカと一緒に泳ぐことができるドルフィンパシフィックツアーに参加。優しい目をしたイルカは心から癒されました。なにかに抱かれているような、とてもあたたかな感覚でした。

 夜、飛行機でパラオを出発してヤップというところを真夜中に乗り換えて戻ってくるというスケジュールでした。歴史的なことは横において、ただただ楽しみました。













 振り返ってみると股関節には悪いことをしまくてきた人生、老後のために人生はあるのか、いや違う、今は今のためにあるのだと思いたい。一人旅をたくさんしてきたことに後悔はありません。ただ生まれる前から股関節脱臼しているから負担になることは避けた方がいいと医師か保健師か知らんけど、乳幼児の頃親にちゃんと説明してほしかったよ、こんな年になってから知ることになるなんてあんまりや・・・。