旅の思い出-パラオ
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『地球の歩き方リゾート-319パラオ』より
「パラオでスキューバ初挑戦!体験ダイビング
シュノーケリングでパラオの海をのぞき、もっと先へ行ってみたくなったら、ぜひ体験ダイビングに参加してみよう。世界中の海で開催されている体験ダイビングとはいえ、初体験が世界最高峰のダイビング・スポット・パラオという気分は格別だ。
しかも、パラオでの体験ダイビングは、単に海の中がすばらしいというにとどまらないプラスアルファの集合体だ。まず日本人向けサービスが多いだけに、原則的には日本人、もしくは日本語の得意なスタッフが担当してくれるから言葉の心配は一切ない。しかも多くの場合がマンツーマンに近い少人数制なのでプライベート感もたっぷろ。船で無人島のビーチまで行くパターンが一般的なので、ロック・アイランド・ツアーが同時に味わえ、休憩時間にはリゾート気分にどっぷり浸れるーという具合で、パラオのいいところを一度でごっそりと味わえてしまうのである。
ここでは、典型的なパラオ体験ダイビングツアーのポイントをおさえてみた。いかに極楽度の高いダイビング初体験となうかがおわかりいただけるはずだ。
パラオの体験ダイビングはワンデートリップが基本。海況に問題がなければ、コロールから手軽に行かれる範囲内でのベストチョイス、ビーチと水中の天国度が最も高い無人島ガルメアウスでお香なうのが定番だ。
コロールからガルメアウスまでは船で役30分。その間、ロック・アイランドの風景をたっぷり楽しめる。もちろんマスクからスーツにいたるまでのすべての機材はサービス側で提供・準備してくれるので、水着を着ていく以外、特別準備することはない。ランチやドリンクの準備も万全だ。
ビーチに上陸してひと休みしたら、日陰でくつろぎながらインストラクターの説明を受ける、ここで教わるのは、海中の安全・快適に散歩するための最低限の知識と基本テクニックで、覚えなくてはいけなこと、やらなくてはいけないことは数えるほどしかないので、運動神経や体力に自信のない人や年齢が気になる人でも臆することはない。
レクチャーがすんだら次はいよいよスーツを着こみ、海へ入ってスキューバ器材を装着。器材を使っての実践的レッスンを受ける。といっても波らしい波もない、プールと変わらない静かな海中に腰くらいまで浸かり、レギュラーターからの呼吸を試したり、耳抜き確認をする程度。問題がなければそのまま少しずつ沖へ進み、気がついたら水中世界に包まれているという次第だ。
1回のダイビング時間はだいたい30分。サンゴや熱帯の魚たちのカラフルで不思議な姿を間近にしているうちに、あっという間に上がる時間が来る。透明度が高く、真っ白い砂の海底が広がる水中はリラックス度も高く、初ダイブの緊張感や不安感は知らぬ間に払拭されているはずだ。
1本目のダイビングを終えたらランチタイム。美味しいお弁当を食べ終えたら、波打ち際に座って青い海をぼーっと眺めるもよし、貝拾いやヤドカリで遊ぶもよし、ヤシの葉陰でうたた寝もよし。ぜひともMDプレーヤーや読みかけの本、パレオなど、南の島気分を盛り上げてくれる小道具を用意していくことをおすすめする。かくして、パラオならではの時間に浸りきったころ、2本目のダイビングをスタートだ。1本目とはコースを変え、さらにリラックスしつつパラオの海中の魅力を垣間見られる。
2ダイブを満喫してガルメアウスを出るのはだいたい午後2時過ぎ。そのころには、ダイビングを本格的に始めてみようという気になっている確率はきわめて高い。」
迷いに迷って申し込んだ体験ダイビングはこうして書かれているほどかんたんなものではなく緊張しましたが、インストラクターさんと一緒にようやく潜ることができた海の中はサンゴが広がる中を魚が泳いでいく夢の世界でした。超初心者、たいした深さではなかったのですが自分の中では深く潜っていたような感覚。40代までの体力と気力、摩耗した右足の軟骨が戻ることはありません。摩耗しつつあるとは知らず、カバーできてしまうだけの、若いとはいいがたいですが振り返ればまだ若さがありました。海外はいろいろと状況が整わないと無理なのでこうした状況下となったことも考える合わせると思いきってよかったと思います。
一期一会の幸せ時間、振り返りでした。