たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

「1人で4人介護可能に 政府、生産性向上へ規制緩和検討」

2021年12月21日 22時41分28秒 | 気になるニュースあれこれ
2021年12月20日付日本経済新聞
「政府は介護の人員規制の緩和を検討する。介護施設の入所者3人につき、少なくとも1人の職員を配置する現行の基準を見直し、1人で4人に対応できるようにする案を軸に調整する。センサーなどのIT(情報技術)活用で介護現場の生産性を高める。財政を圧迫する社会保障費の膨張を抑えつつ、介護・医療分野の人材不足を緩和するには思い切った規制改革が必要となっている。」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA192V60Z11C21A2000000/

 有料会員限定の記事なのでここまでしか読むことができませんが、規制緩和と生産性ということばがでてくることに違和感しかありません。やること真逆のとんちんかんもいいところ。福祉は、ITではとどかない、生身の人間の知識と経験をもっとも必要とする仕事、生身の人間対生身の人間。むしろ人の配置を増やして、一人で担当する人数を減らす方向に行くべき。どうして本当に必要なところのお金はケチるのか。こども庁しかり、現場で人と向き合い、汗と涙を流しながら働いたことのない人たちが決めているからこうなるのではと思います。福祉にお金を回して、介護職の待遇を改善すること、介護のために離職する人を減らすことこそ、社会全体の生産性を上げることになるのではないでしょうか。

 1980年代は一億総中流社会だったはず?なのに、気がつけば、社会保険料と税金は右肩上がりで手取りはむしろさがっている日本、先進国の中で唯一全く給料が増えていないとコロナ禍になってようやく知り、衝撃をうけたのはわたしだけではない? この先どうなっていくのか、どこに希望はあるのか・・・。

いかなければなりません

2021年12月21日 08時28分35秒 | 日記
 ひとりでいるよりもさらに陰鬱になりそうなせまいところ、つらくても完全無収入というわけにはいかないので今日もまたいかなければなりません。自分を食わせるというただその一念のみ。付加価値はなにもありません。

 生きることは苦しい、本当に苦しい、気がつけばこんな年になってもいつもギリギリ状態で、いやよりギリギリ状態でなさけないかぎり。

 いまの日本の状況下で、手術をしなければ身動きとることができない、これから先どうすればいいのか、来年どうすればいいのか、全くわかりません。

 幸い今日は少し寒さが和らいでいます。新しく試している、厚労省が高齢者にも出していいといっている眠剤がきいて5時間半眠ることができました。かなしいことがあっても、つらいことがあっても、青空。

 不安神経症にうちかって無事に往復できますように、無事に一日がすぎていきますように。

 東京駅にイルミネーションみにいくパワーは今日はないかな、このまま帰るのは辛いと感じたらいくかも・・・。バスの中でおじいちゃん、おばあちゃんばっかりだったら、立ったまま体を支えることができるだけの力がわたしにはまだある、まだあるのだ・・・・。

2021年日比谷シャンテステージ衣装展(1)

2021年12月21日 00時13分53秒 | 宝塚
 恒例となっていたシャンテのステージ衣装展、今年は無事に復活しました。

 2021年12月18日(土)、極寒のなか、帰りに遠回りの寄り道でゆっくり出直しました。

 星組は『VERDAD!!』、
 真っ白なふわふわドレスのひっとん、リアルディズニープリンセス、













 宙組は『デリシュー』、
 真風さんの衣装、細かくスパンコールがあしらわれています。
 潤花ちゃんの衣装、かぼちゃパンツからどういう仕掛けでこのドレスに変身したのか、
 カンカンの足上げの時にレースいっぱいでしたが、たしかにスカートの中にボリュームある感。

 













 宝塚の衣装はキラキラ、スタッフさんたちの細やかなこだわりがつまっています。豪華さに毎回ため息がでます。宝塚でしか味わうことのできない夢の世界。

 ジェンヌさんたちもきっと色々な想いを抱えながら生きているのだろうけれど、いつか退団という卒業の日がくるかぎりある時間、命がけで舞台に立って、キラキラの笑顔を届けてくれる。無事に生きてくれていればいいし、自分もなんとか生きていて、劇場で会えるということは当たり前ではなく、一回一回奇跡。観劇のときはさらに精一杯、現実を忘れて楽しもうと思います。