2021年12月20日付日本経済新聞
「政府は介護の人員規制の緩和を検討する。介護施設の入所者3人につき、少なくとも1人の職員を配置する現行の基準を見直し、1人で4人に対応できるようにする案を軸に調整する。センサーなどのIT(情報技術)活用で介護現場の生産性を高める。財政を圧迫する社会保障費の膨張を抑えつつ、介護・医療分野の人材不足を緩和するには思い切った規制改革が必要となっている。」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA192V60Z11C21A2000000/
有料会員限定の記事なのでここまでしか読むことができませんが、規制緩和と生産性ということばがでてくることに違和感しかありません。やること真逆のとんちんかんもいいところ。福祉は、ITではとどかない、生身の人間の知識と経験をもっとも必要とする仕事、生身の人間対生身の人間。むしろ人の配置を増やして、一人で担当する人数を減らす方向に行くべき。どうして本当に必要なところのお金はケチるのか。こども庁しかり、現場で人と向き合い、汗と涙を流しながら働いたことのない人たちが決めているからこうなるのではと思います。福祉にお金を回して、介護職の待遇を改善すること、介護のために離職する人を減らすことこそ、社会全体の生産性を上げることになるのではないでしょうか。
1980年代は一億総中流社会だったはず?なのに、気がつけば、社会保険料と税金は右肩上がりで手取りはむしろさがっている日本、先進国の中で唯一全く給料が増えていないとコロナ禍になってようやく知り、衝撃をうけたのはわたしだけではない? この先どうなっていくのか、どこに希望はあるのか・・・。
「政府は介護の人員規制の緩和を検討する。介護施設の入所者3人につき、少なくとも1人の職員を配置する現行の基準を見直し、1人で4人に対応できるようにする案を軸に調整する。センサーなどのIT(情報技術)活用で介護現場の生産性を高める。財政を圧迫する社会保障費の膨張を抑えつつ、介護・医療分野の人材不足を緩和するには思い切った規制改革が必要となっている。」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA192V60Z11C21A2000000/
有料会員限定の記事なのでここまでしか読むことができませんが、規制緩和と生産性ということばがでてくることに違和感しかありません。やること真逆のとんちんかんもいいところ。福祉は、ITではとどかない、生身の人間の知識と経験をもっとも必要とする仕事、生身の人間対生身の人間。むしろ人の配置を増やして、一人で担当する人数を減らす方向に行くべき。どうして本当に必要なところのお金はケチるのか。こども庁しかり、現場で人と向き合い、汗と涙を流しながら働いたことのない人たちが決めているからこうなるのではと思います。福祉にお金を回して、介護職の待遇を改善すること、介護のために離職する人を減らすことこそ、社会全体の生産性を上げることになるのではないでしょうか。
1980年代は一億総中流社会だったはず?なのに、気がつけば、社会保険料と税金は右肩上がりで手取りはむしろさがっている日本、先進国の中で唯一全く給料が増えていないとコロナ禍になってようやく知り、衝撃をうけたのはわたしだけではない? この先どうなっていくのか、どこに希望はあるのか・・・。