たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

旅の思い出_モントリオールへの旅(3)

2014年06月04日 16時12分40秒 | モントリオールへの旅
「2002年1月1日(火)

はじめて異国で迎えた正月。
店は殆ど休みだが、飾りつけはクリスマスのまま。
日本と全く雰囲気がちがう。
昨夜は眠りにつこうとしたら、近所から大音響。
カウントダウンパーティをしていたらしい。
結局4時頃まで眠れず、こんなことなら参加すればよかったかしらと思う次第。

結局、ずっと睡眠不足状態でゆっくりできているんだかどうか・・・。
時間が限られていると思うと欲もでてくるし・・・。
おしゃれなcafeでゆっくりする時間を・・・なんて思ってたけど、なかなか店をみつける余裕もなかったし・・・。

旅行ではなくて、数か月暮らしてゆっくりじっくり味わいたい街だ。
スンさんがいたら、いろいろ話をきけたのに・・・と思うと、本当に残念だ。
また、必ずくる。
いずれ、園芸療法を勉強したいし・・・。
英語、がんばらないと・・・。

今日は本当に寒い。

決して楽とはいえない個人旅行。
フランス語ばかりなのでなおいっそうつらい。迷って考えて・・・。
日本とは勝手がちがうことばかりだし・・・。
地下鉄に、自動切符売り場はない。時間はゆっくり流れてる。
店は5時に閉まる。
いいことばかりではないが、慣れてきたら、合っている街かもしれないなあ。
アメリカ大陸にいるのに、ヨーロッパの街並み。きこえてくるのはフランス語。

いろんなことをがんばって、きっとまた来るぞ!」


「2002年1月3日(木)

5時;起床

6時:B&B出発

6時30分:空港にてcheck in

9時10分頃:モントリオールTake off(AC3111便)

11時40分:バンクーバー着(ただし時差が3時間あるので、5時間ぐらいかかっている)

雪のモントリオールを離れ、今バンクーバーにいる。いろいろと迷ったり失敗したりしながら、
あとは成田に向かうのみ。

昨日はスンさん、日本人のFさんと一緒にバスツアーに参加して、ケベック・シティに行った。
あまり時間がなくてあわただしかったが、雪のケベック・シティは本当に美しかった。
今度はHOTELに泊って、ゆっくり楽しみたい。
スンさんと一緒だったことが、本当に嬉しい。彼女も無理したようだが、喜んでくれた。
好きなことを、好きな人を大切にしようとしている彼女の生き方に感銘と共感をおぼえる。
自分が本当に何をしたいかを大切にしていけばいいんだ。

夢と希望をもち続けてわたしも生きたい。
スンさんと一緒にカナダで生活するなんて夢みたいな話だが、ありえないことではない。
先ず、卒論と英語をがんばろう。
また現実が戻ってくる。
受け取めよう。

今度はいつカナダに来ることができるのだろう。
もう少しいたかったな、なんて未練を残しながら、ちょっぴり淋しさを伴う。
今度は、スンさんのお友達やボーイフレンドと一緒に楽しみたい。
今の会社をやめないかぎり無理かもしれないけれど、必ずきっとまた来るぞ!
お風呂の問題がクリアできればカナダは私に合っているかもしれない。」


モントリオールへの旅日記はこれで終わりです。
12年前の自分はこんなこと書いてたんですね。
自分で驚いたりしながら振り返ってみました。

モントリオールの空港を離れる前、離陸を待って飛行機の中で待っていると
上からドサッ・ドサッと音が・・・。
なにごとかと思ったら、飛行機の雪下ろしをしていたのでした。

エスキモーの姿をロゴマークにしている飛行機が待機しているのが見えました。
真冬の北国への短い旅でした。

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