行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

南ヴェトナムメコンへ

2008-11-08 00:59:09 | Weblog
シェムリアップから1時間余りのフライトで喧騒あふれる大都会ホーチミンに到着、相変わらずオートバイの洪水だ。4年前に比べるとほとんどの人がヘルメットを着用し、法規制が徹底している。本日の報道によると粗悪品ヘルメットを締め出す法も整備され、前進している。ハノイに比べるとやはり資本主義の時代が長いせいか華やかで活気を感じる。地元の人に言わせると南は昔カンボジア領、メコン川のおかげで豊かだ。性格はおおらかで、顔は丸い、北は気候も厳しく懸命に働かなくては生活ができない、性格も暗く顔は細長いとのこと、
メコン川デルタの中心、ミトーはホーチミンからバスで1時間半の距離、ここから舟でタイソン島に渡った。そこは舞台変わりの農村で年2回の果樹園収穫で生計をたてているが観光客相手にジャングルクルーズをやっている。とれたてのドリアンなどの果物を売るだけでなくココナッツからキャラメルを作ってるミニ工場も見学した。ここまでは雇用を生み、農村に現金収入をもたらすモデルだと感心してたのだが、果物を試食してたら突如楽器を鳴らし5歳くらいの少女が歌い母親が踊り、終わるとかの少女がチップを取りに来た。少女の顔はお金を渡してもにこりともせずこわばっていた。ここでも児童労働の現実に直面した。
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