1週間の海外旅行から帰ってきたら、自衛隊空軍のトップが信じられない論文を出して問題になっていた。歴史認識の問題は複雑だが、かつての日本軍の行為は侵略ではなかったというようなことは歴史認識でなく事実認識の問題で、まさに旧日本軍の思考停止体質であり、かつてのブラジルにおける日系人の勝ち組、負け組論争の妄想を思い出す。韓国や中国だけでなく全世界で受け入れられないだけでなく、このような人物を自衛隊の中でも最も責任のある空軍のトップにまで勤めさせた防衛省の体質が大問題だ。しかも彼の国会での言動は文民統制ということも理解してないと思われ、背筋が寒くなってくる。平和憲法下の自衛隊がモンスターになりかねない。
一方米国では黒人初の大統領が誕生し、世界に衝撃が走った。米国の民主主義躍如たるものがあり、日本人も予備選段階ではまさか黒人が大統領になることは無いだろうと思っていた人も多く、時代が変わったと認識を新たにしたと思う。冒頭の日本での問題とは何と大きな差だろう。日本でたとえれば、軍国日本時代、強制労働をさせるため韓国人を連れてきたが、時を経てそうした人たちが日本の首相になるようなことが起きたのだ。
本日オバマ氏はブッシュ現大統領と会談し、真っ先にGMの支援を頼んだとのこと、金融危機に対し70兆円の支援を決めているのでそれを自動車産業にも投入することを要請したのだろう。GMの経営者は政府の資金投入がないと来年には倒産だと言っている。開き直ったものだがかつて「GMのよいことは米国にとっても良いことだ」と言った経営者もいたが、オバマ大統領の登場はGMにとって救いの神となった。雇用を含め裾野の広い自動車産業は米国のバックボーンだとオバマ氏は公言している。
一方米国では黒人初の大統領が誕生し、世界に衝撃が走った。米国の民主主義躍如たるものがあり、日本人も予備選段階ではまさか黒人が大統領になることは無いだろうと思っていた人も多く、時代が変わったと認識を新たにしたと思う。冒頭の日本での問題とは何と大きな差だろう。日本でたとえれば、軍国日本時代、強制労働をさせるため韓国人を連れてきたが、時を経てそうした人たちが日本の首相になるようなことが起きたのだ。
本日オバマ氏はブッシュ現大統領と会談し、真っ先にGMの支援を頼んだとのこと、金融危機に対し70兆円の支援を決めているのでそれを自動車産業にも投入することを要請したのだろう。GMの経営者は政府の資金投入がないと来年には倒産だと言っている。開き直ったものだがかつて「GMのよいことは米国にとっても良いことだ」と言った経営者もいたが、オバマ大統領の登場はGMにとって救いの神となった。雇用を含め裾野の広い自動車産業は米国のバックボーンだとオバマ氏は公言している。