行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

蛍の思い出

2009-06-11 23:01:21 | Weblog
先日、知人から蛍見物の話を聞き、半信半疑で近所の多摩川縁のはけへ出かけてみた。8時から9時頃が良いと聞き、晩酌をやり食事をした後、9時頃散歩がてら行くと平家だが源氏だがよく判らないがふわふわと蛍が飛んでいた。小川の木下には群れて留まって光っていた。時々手に届くところにやってくる。

蛍を見ながら、子供の頃を思い出した。あの頃は同じ昭島市内でも今の住まいと違い、玉川上水の近くに住んでいた。夏は暑いので戸を開け放して蚊帳の中で寝ていた。時々、玉川上水の蛍が部屋の中に入ってくることもあった。

今は厳重に戸締まりをしてエアコンをつけて寝ているが、どちらが快適なのか明らかだ。経済が発展し、生活水準が上がったことは事実だが、犯罪も多くなり、エネルギー多消費社会となり、温暖化が進み、かえって住みにくくなったことも事実だ。蛍を見ながら、昔の子供時代にふっと還った。
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