行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

夏山のシーズン

2009-06-16 12:06:26 | Weblog
先日、高校の大先輩ヒマラヤ、ヒマルチュリ初登攀、エベレスト遠征隊副隊長の活躍された田辺寿氏の話を聞いた。山のすばらしさはともかく、サラリーマン生活の中で、長期の準備と遠征ができた周囲の理解があって初めて登れたという氏のお話が印象的であった。最初の就職先が三越で長期休暇がとりやすい職場でヒマルチュリ登攀ができたが、エベレスト遠征の時は責任ある管理職、トップの理解と家族の協力で何とか行けたとのこと

その後ダイエーの会長中内さんに引っ張られ、オープランタン・ジャポン社長やダイエーホークス球団社長を引き受けたがその時の条件が夏休み取得1週間、中内さんが即座にOKしたので社長でも毎年夏山に行けたと報告された。
サラリーマン誰でもが1週間でも夏休みをとり家族と夏山に行ければ、今話題の鬱だとか過労死は無縁となるのではないだろうか。そのためには田辺先輩のように会社のトップが率先して休暇を取ることだ。

私の夏山の思いではたくさんあるが、1週間快晴の中、スイスのグリンデルワルドを拠点にトレッキングをしたことは一生の思い出となっている。先輩の話を聞いて何とかヒマラヤトレッキングに挑戦したくなった。
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