福島在住の友人のご厚意で、鄙びた温泉宿に泊まり、大内宿を訪れた。新白河から1時間ちょっとのドライブで羽鳥湖に着き、ここでブリティッシュ・ヒルズを再訪したが以前と変わらずマナーハウスを中心に多くの大屋根白壁木造のチェダー調建物や石造りの建物が林の中に散在していた。古くなったせいか修理中のものが多かったが、ここへ来るとイングランドの街に入った気分、全て英国から移築したもので変なテーマパーク以上だ。
これと対照的なのが翌日訪れた大内宿、見事な茅葺き家屋が街道に再現している。かつて大内宿出身の人が帰省する度にみすぼらしくなる故郷を見て一念発起、トタン屋根になりつつある伝統家屋を茅葺き屋根復活で街興しを試みた。先ず茅葺きの作業をする結いを復活、何年もかけて順番に茅葺きに吹き替え、今日の見事な街並みとなった。その努力は今でも続いており、現在の国道からは外れている辺鄙なところだが観光客がひっきりなしに訪れ、都会に出ていた若者も戻ってきた。小さな内需拡大がかつて行われた現場だ。
前日宿泊した岩瀬湯本温泉の湯口館は街道筋の小さな温泉宿であったが柔らかな泉質の源泉掛け流しの湯であった。夜の食事は鮎や地元の野菜が主で、いろりを囲みながらゆっくりといただき、ガーデニング、果樹園に没頭する友人の田舎暮らしの話で癒された一時であった。帰りにはその果樹園で採れたブルーベリーとラズベリーのジャムをいただいてしまった。
これと対照的なのが翌日訪れた大内宿、見事な茅葺き家屋が街道に再現している。かつて大内宿出身の人が帰省する度にみすぼらしくなる故郷を見て一念発起、トタン屋根になりつつある伝統家屋を茅葺き屋根復活で街興しを試みた。先ず茅葺きの作業をする結いを復活、何年もかけて順番に茅葺きに吹き替え、今日の見事な街並みとなった。その努力は今でも続いており、現在の国道からは外れている辺鄙なところだが観光客がひっきりなしに訪れ、都会に出ていた若者も戻ってきた。小さな内需拡大がかつて行われた現場だ。
前日宿泊した岩瀬湯本温泉の湯口館は街道筋の小さな温泉宿であったが柔らかな泉質の源泉掛け流しの湯であった。夜の食事は鮎や地元の野菜が主で、いろりを囲みながらゆっくりといただき、ガーデニング、果樹園に没頭する友人の田舎暮らしの話で癒された一時であった。帰りにはその果樹園で採れたブルーベリーとラズベリーのジャムをいただいてしまった。