行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

いよいよ世紀の政治ドラマの幕開けだ

2009-08-29 16:09:41 | Weblog
明日はいよいよ投票日、世紀の政治ドラマに参加するべく投票を!税金が高いだとか、授業料が払えないだとか、保育園が足りないとか、文句を言っても何も良くならない。政治に嫌でも参加することで、その一歩が明日の投票だ。

昨日ある会合でも政治がおもしろいといった話題が出たが、その話題の中で高速1000円政策が出た。この夏家族旅行で親戚から借りた4枚のETCカードを有効に使ったがもうこりごりといった話、全体でこの夏の帰省シーズンには2.3倍の高速道路利用があったと報道されたが、現実の高速での混み様は大変なものだったとのこと。途中のサービスエリアに入るには、はるか手前から長蛇の車列、やっと入っても食糧も飲み物もほとんど無い状態、トイレに至ってはどのくらい待つのか判らないといったあんばいだったようだ。携帯トイレが必需品だと語っていた。

高速道路無料化になるとどうなるか実験したようなもので、最初はこのような現象が起きるだろう。やがて、経験を積むと高速利用は止めて電車や飛行機を使おうといったことになる。そのためには、JRやフライト各社が知恵を出し利用促進策を考えることで、例えば新幹線料金は欧州の高速鉄道に比べ高いので2割ぐらいは下げる努力が望まれる。パリ-ロンドン間でユーロスターは4500円くらいだ。

8月25日のニューヨークタイムスでも日本政治のビッグチェンジとして民主党政権の誕生を予想している。日米間の距離が少し遠くなるかもしれないが歓迎すべき変化という報道内容であった。その原因は20年にわたるスタグネーション(経済停滞)を招き、国民の誇りを後退させた政権党にあるとしているが、官僚との闘いについては厳しいと見ている。何せ日本の官僚は戦争中の軍支配下でも生き残ったし、戦後の占領軍下でも生き残った。鳩山政権でも生き残るだろうとのコメントを載せている。
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