行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

COP15の失敗に怒りを覚える

2009-12-20 23:43:13 | Weblog
20カ国の首脳や多くのマスコミ、NGOが集まったコペンハーゲン、結果は悲惨であった。期待されたポスト京都議定書の枠組みどころか数値目標合意もできなかった。多くの人間がジェットで世界中から移動したという結果、多くのCO2をまき散らすだけの会合となった。ジェット燃料をどのくらい使ったのだろうか??

CO2問題は世界の40%を排出する米中の問題と言っても良いくらいで、4%程度しか排出してない日本が25%削減などと言っても話にもならない。その米中がほとんど削減努力をしないというのであれば、国際会議など開いても意味はない。米中がやる気を見せて削減目標を出してから開催すればよい。
不思議なのは40兆円の政府の余剰資金で世界の企業を買収しようとしている中国が資金援助を要求していることだ。よくわからないことが多すぎるCOP15だった。

途上国は自分たちの規正や監視なしで援助が受けられると喜んでいる。ODAは我々の税金だ。財政難のおり削減目標をきちんと立て監視を受け入れることが援助の最低条件だろう。
コメント
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