行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

疑惑の金メダル、金メダル症候群の結果だ

2014-02-23 18:17:24 | Weblog

ついに恐れてることが起きた。訳の分からない曖昧で複雑なフィギュアスケートの判定、何回見てもキムヨナの方がソトニコワより、優雅かつ正確に流れるようなスケーティングを見せてくれた。節々の決めた場面では微笑みさえ浮かべ観客を魅了した。当然金メダルで2大会連続というレジェンドが誕生すると思ったが結果はとんでもない判定であった。

一緒に滑った浅田真央は判定に対しコメントはしてないが、米国のアシュリーワグナーはこの判定に対し驚きを隠せないと言っている。「ソトニコワが過去のパーソナルベストを16ポイントも一気に上回ることなど考えられない」と現地の報道記者のほとんどが言い切る。かつて二回連続金メダルを取った伝説的スケーターで現在解説者をやっているディック・ブトンもキムヨナに軍配を上げてる。

日本の報道では浅田真央に対し、全会一致で同情、「自分の中で最高の演技」というフリー演技に賞賛を惜しまない。確かにトリプルアクセル(3回転半)を決めるなど、歴史に残る演技だった。しかし、それでもフリーの得点自己最高142.71はソトニコワより、7.24ポイントも差をつけられている。もし浅田真央が前日のショートプログラム(SP)の失敗がなくともせいぜい3位だった。日本のマスコミは疑問を感じないのだろうか。
金メダルスキャンダルはソチの汚点として残るだろう。点数をつけたジャッジの名前を公表するなどプレッシャーを判定にかけるのも必要だ。

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