3月8日国際女性デー フランスではトップニュース
1904年3月8日にアメリカ合衆国のニューヨークで、女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こした。これを受けドイツの社会主義者・クララ・ツェトキンが、1910年にコペンハーゲンで...
昨年のブログでマスコミや政府の対応を問うたが、残念ながらマスコミの国際婦人デーに対する記事は今年も見当たらない。唯一、政府は8日、4月に任期が切れる人事院の原恒雄総裁(69)の後任に、一宮なほみ人事官(65)を昇格させる人事を固めたとの報道。人事院総裁に女性が就任するのは初めてで、安倍晋三首相は「女性の活躍」を成長戦略の柱と位置づけており、大いに評価したい。
中央省庁の人事では厚生労働省の事務次官には昨年村木厚子さんが就任し、お茶くみから次官が出たと話題になった。私の古くからの知人でも松原宣子さんは初の女性事務次官、そしてイタリア大使に、桜井(藤井)龍子さんは最高裁判事にといずれも厚生労働省は女性の活躍の方が目立つ。
最近の女性人事で話題になったのはGMのエンジニアからCEOになったメアリー・バラさんで、トヨタで女性社長が誕生するのはいつのことだろうか、メアリーは早速、160万台の欠陥車リコール問題に直面し、真価が問われている。日本では女性の社長というとダイエーの林文子さんが思いつくが、横浜市長として保育園待機児童ゼロでその手腕を発揮している。