行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

政務活動費は全て公開せよ

2014-08-07 16:31:41 | Weblog

都議会は政務活動費として議員の調査研究のため、議員報酬とは別に1人あたり月60万円が各会派に支給される。使途は広報紙発行費が3億1364万円(37%)で最多。人件費が2億7769万円(33%)、事務所費6870万円(8%)と続いた。会費は2023万円(2%)、会議費は534万円(0・6%)だった。

議員が新年会や創立記念パーティなどへ挨拶に来る場面に良く出くわしたが、これは自己負担と思っていたが会費で処理してる。立派な選挙活動なのに税金で賄っていたとは、兵庫県議会で問題を起こし、辞任した県会議委員の涙の会見がなければ都議会の政務活動費も表に出てこなかっただろう。兵庫県議会ではバリ島に文化視察にでかけ、これもホテル代から土産の絵まで政務活動費だ。

政務活動費はこれこれに使えという細かい規則がない以上、配られた政党会派で決めているようだが、税金を払っている選挙民が監視するしかない。127名も議員が必要か?1人60万円も必要か?税金がふんだんにありすぎるのではないか?市議会、区議会そして都議会という膨らんだ大きな政治機構も人口減少社会の中、メスを入れなければならない機会となった。

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