世界ランキング一位のジョコビッチを破り、全米オープンで決勝に進んだ錦織、新たなレジェンドが作られつつある。14歳で米フロリダに渡り、英才教育を受けまさに花が開かれたところだが、準々決勝とその前の試合は4時間をこすなか、紙一重の勝負を勝ち上がり、難敵を仕留めた。スポーツにおける精神力の重要性が再認識された。
精神力は根性があるだけでは済まない。日頃の鍛錬の賜で、名コーチチャンが錦織に日頃からたたき込んだのは You are not done yet!!で日本語訳は難しいが「まだまだやれるぞ(もっと上を目指せ)」といったところか
ジョコビッチとの対戦では難敵と恐れず、上を目指す戦いをした。事実米メディアは錦織はジョコビッチより、poise and grit (平静かつ度胸がすわっていた)と勝因を分析している。ゴルフの松山や石川ひいては日本の若いアスリートへの影響は計り知れない。
こぼれ話
ジョコビッチと錦織のユニホームはユニクロで同タイプのシャツは売り切れ、錦織の使用ラケットはウィルソンだがこれまた売り切れ、実況放送のWOWOWへの申し込みは電話が混んでできない状態。テニスブームを先取りしてヨネックスの株は急上昇、ゴルフクラブの不振を補うとの解釈。景気にもプラスに働く錦織ブームだ。