2012年12月10日のブログで元ロス・インディオス&シルビアの歌手・シルビアさんが肺がんで亡くなったのは受動喫煙ではないかという勝手な推測を書いた。52歳という若さだけに残念だった。ヒット曲「別れても好きな人」は私が良くカラオケで歌ったためか受動喫煙のことが気になって書いた。今でも毎週何件かこのブログを読んでいただいてるのを見るとかなり関心も高まって来ている。
欧米に較べ、受動喫煙の政府の対策が遅れているのは自明なのだが、東京オリンピックを機会にようやく重い腰をあげるようだ。国立がん研究センターは8月に「受動喫煙による肺がんのリスク評価をこれまでの『ほぼ確実から』『確実に』引き上げた」と発表した。永年の調査でサンプルが統計的に信頼できる水準に達し、受動喫煙によって肺がんになるリスクが1.3倍になることが確認出来たという。これにより、受動喫煙の影響を調べる段階から対策を取る段階になったとがんセンターは強調している。海外ではレストラン、居酒屋はもちろん公共の場での喫煙は禁止されているし、たばこ自体一箱1000円以上もする。
ここまで来ると、我が家へ帰っても愛煙家は自宅の外で吸うことになり、隣近所に煙が流れ込むことによるぜんそくとか健康被害に対する争いも多発する恐れがある。