行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

横浜に賭博場は似合わない!

2019-08-28 13:48:17 | 生活
「日本のギャンブル中毒患者が536万人と推定され、成人での比率は4.8%でスイスの0.5%、米国ルイジアナ州1.68%、香港1.8%に比し、飛びぬけて高い」と厚労省から委託された国立病院機構が発表した。日本が高いのは偏にパチンコが寄与してることは間違いないがそれにしてもばくち好きの香港人を凌駕しているのには驚いた。カジノ法は国民に百害あって一利なしと以前ブログで書いたが、自民公明政権が強行突破してIR法として成立した。
 
そこへ、横浜が山下埠頭への誘致に名乗り出た。浜トラを筆頭に洒落た港町のふぜいに賭博場は似合わない。そのカジノはどんなものになるのだろうか?私はかつてラスベガス、マカオ、シドニーなどカジノを訪ねたが、その華麗さ、熱気には一種の魔術みたいな雰囲気が漂い、賭けてみようという気分にさせる。マカオやシドニーでは香港、中国、台湾といった中国系の人々が早朝から、脇目も振らず熱中し、異様な雰囲気だった。日本の場合、地理的に見てシドニーのカジノのように先ず香港の富裕層がおしかけ、次に中国の小金持ちが大挙してくると予想される。
 
IR法では、ホテルや国際会議場が併設されるが、横浜には既に伝統あるニューグランドホテル、みなとみらいにはインターコンチ、ロイヤルパークといった一流のホテルや国際会議場があり、更にホテルが必要だろうか?
住民の投票で決めるべきだろう。
コメント
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