3.11大震災の後、初めて都内の事務所に出た。朝の電車のダイヤは九段下まで通常であったが、駅の構内の照明がいつもの半分程度、エレベーターは止まっていた。計画停電の実施以来節電が徹底してきた。帰路はダイヤがかなり減っていたが昭島までは帰ることが出来た。次の駅の拝島から青梅までは夕方ラッシュまでは休止しており、バスもないし困る人も多い。
節電のおかげで今週は計画停電が実施されないことが多くなってきた。これからの電力不足を補うのはもう一つの代替エネルギーと前からいわれていた節電に如何に知恵を絞るかだろう。欧米に行って良く感じるのは照明方法も色もかなり日本と違うことだ。住居で最も違いを感じるのは日本では天井にサークルライトを付けて部屋全体を明るくする。欧米ではそのサークルライトそのものがないことが多い。
ホテルの部屋だと、卓上ライトとベッドライト、椅子の側の読書灯でその都度点けて使うので日本と比べ部屋全体はかなり暗いが、1週間もすれば慣れてくる。これからは必要に応じて部分照明にすればかなりの節電が期待できる。駅の構内も確かに暗く感じたが不便ということはなかった。欧米とのもう一つの違いは自動販売機で、日本は桁違いに多く434万台設置しており、1台が1kwとすると福島第一原発全体の電力出力469万kwに匹敵する電気食いだ。さらにコンビニはじめ商店の照明や、夜のネオン照明などはかなりおとせるのではないだろうか。
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