今年上期の投信残高が日経で報道されたが、人気は米国株を中心とした外国株で運用する投信だ。
残高首位は「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界(ESG)>」で、6カ月リターンが9.8%と10本中で2番目に低かった。現在テーマ株として旬なので、高い成長が期待される世界の株式のうち、ESG(環境・社会・企業統治)への取り組みなども評価し銘柄を組み込んでいる。
年金生活者にとって魅力有るのは第2位のアライアンス・バーンスタイン米国成長株投信毎月決算型で基準価格により予想分配金があらかじめ決められ、毎月分配金が支払われる。ベンチマークは米国のS&P500指数なので安定感はある。米国のS&P500指数にインデックスするETFは毎年平均10%以上のリターンを実現しているからだ。もちろんS&P500指数が昨年のコロナショックの時など暴落すれば基準価格は下がり、配当はない。信託報酬は1.727%と結構高い。
9位、USリートも毎月決算型で、家賃をもらう感覚で分配金を貰える。信託報酬は1.672%、基準価格が2411円と分配金のために下がっているのが気にかかる。
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