年金生活者のマネー、ふさわしい米国株投信が出た
年金生活者にとって、安定している上に高配当という米国株投信「eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス」が発売された。こういう投信が今まで無かったことが不思議だ。......
昨年、「eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス」が登場し、歓迎のブログを書いたのは「eMAXIS S&P500インデックス」よりかなり成績が良かったからだ。ところがこの1年、米国株を代表するS&P500社の中で、M7(マグ二フィセント7)が急騰し、S&P全体を引っ張り、1年間で39%アップという状況でM7が入ってないS&P500クオリティ高配当インデックス15.8%を遙かにアウトパフォームしている。
S&P500インデックスがM7に引っ張られて急騰するのは、このブログで推薦してきたこともあり、悪いことではないが、それにしてもM7の急騰は異常で、グーグル、アップル、メタ・プラットフォームズ〔旧・フェイスブック〕、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトに、テスラとエヌビディアを加えた7銘柄は2023年初頭からアメリカの株式市場を牽引しており、S&P500種株価指数の上昇の8割はこの7銘柄の時価総額に増加によるものだ。その要因はAI革命にあると専門家は見ている。
市場の高揚感のなか、1998年と99年の株価急騰後の3年間に株式が売り込まれた経緯を引き合いに出して警戒を呼びかける専門家もいる。こうした異常状況ではeMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックスは安定しており、安全パイの機能を有している。
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