行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

魅力満載、昭和記念公園

2014-11-08 22:25:48 | Weblog

曇り空の下、紅葉は如何と散歩に出た。企業の健保組合のウォーキング大会などで賑わっていた。最近は池の東側に各種の芸術作品が制作され、芸術の秋を思わせる。今日初体験は昭和の懐かしい車が立川口からの橋を渡った広場に展示されていた。初代のカローラ、スバル360、ブルーバード、セドリックなど60年代高度成長に入った頃のオールドカーが集合していた。車マニア必見だ。
お目当ての日本庭園の紅葉は見頃を迎え、来週一杯楽しめる。銀杏並木は7分くらいのできばえ。

 

 

 

学生時代、友人の車でドライブをした1960年前半型式のスバル360、パブリカ、ブルーバード

 

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マックの悲劇

2014-11-07 18:28:09 | Weblog
 
車エビと芝エビに踊らされた

関西のホテルで始まった偽装事件、とうとう業界のトップ企業、ホテルオークラ、三越伊勢丹までやっていたという拡がりで、日本は偽装王国になっていたのだ。主役はどうも海老のようで、特に車海...
 

昨年の今頃、有名レストランでの偽装事件で大騒ぎをしたが、人の噂も75日かそれとも日本人は優しいのか当該レストランが苦境に陥ったと言う話は聞こえてこない。ところが、最近のマクドナルドのチキンナゲット事件はマックの経営に大きな影響を与えている。

マックがナゲットを調達していた中国の食肉加工会社、上海福喜食品が使用期限切れ食肉を使っていたことや床に落ちた肉を加工している場面がビデオで取られ、公開されたため、客離れが生じ、経営不振につながった。当初、マックは上海福喜食品にだまされていた被害者という立場を取ったが、消費者は中国製の鶏肉商品のに不安をつのらせマック離れとなってしまった。


日本マクドナルドホールディングスが6日発表した2014年1~9月期の連結決算は、最終損益が75億円の赤字(前年同期は63億円の黒字)で、1~9月期としては9年ぶりに最終赤字に転落した。チキンナゲット事件だけが赤字の原因ではない、メニューを廃しするなどギリギリのコスト削減経営が店の雰囲気を悪くしてしまったことも原因だ。多くの主力フランチャイジーがマックから離れていることを考えると、再建は困難を極めるだろう。

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グーグル会長の意外な発言

2014-11-05 22:58:50 | Weblog

米グーグルのエリック・シュミット会長が著書「How Google Works(ハウ・グーグル・ワークス)」のプロモーションで来日している。講演やインタビューで実におもしろいことを言っている。グーグルの経営の要諦について「最も大切なのはビジョンで、すばらしいビジョンを示せば優秀な人材が集まる」「優秀な人材が自由に発想し、意見交換ができるようにすればその中から革新的な製品ができる。その例がグーグルマップだ」経営トップは「聞き役に徹し、最良なアイデアを引き出すのが務め」やや勘違いをしているのは「日本企業のようにトップダウンではだめだ」と言う下り。

このグーグルのやり方はまさに日本企業のボトムアップ経営そのもので、米国流を取り入れたのがトップダウン経営だ。また、大部屋で優秀な技術者がお互いに刺激を与えながら自由に研究をすることが重要とも言って、在宅勤務をのぞましくないと言っている。日本企業は自信を持ってボトムアップ経営を見直したらどうだろう。

もちろん人材については「高度な知識と創造性を併せ持つ社員が不可欠」であり、なにも烏合の衆を集めたからと言って革新的な製品ができるわけではない。

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奥多摩の紅葉

2014-11-03 19:10:32 | Weblog

気楽な仲間と奥多摩湖むかし道ハイキングコースへ、NHKの紅葉情報とは違い、まだ見ごろではなく、パステルカラーを楽しんだ。
奥多摩湖でバスを降り、先ず見晴台のある青目立不動尊休みどころの手打ちそばで腹ごしらえ、平将門の末裔が住むというむかし道を奥多摩駅まで約9キロを歩いた。

 

 

 

 奥多摩駅近くの三河屋旅館で温泉に入り、一杯やって帰路についた。仲間の何人かは東青梅の三河屋でうなぎを食べに途中下車。

 

 

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黒田マジックは未知の世界へ

2014-11-01 23:52:45 | Weblog

日本銀行は31日の金融政策決定会合で、市場に流し込むお金を増やす追加金融緩和を政策委員投票1票差で決めた。偶然重なったと塩崎厚労相は言うが年金積立金の株式での運用比率を25%に高める方針も決まった。安倍政権は今月中旬にも、円安対応などの新たな経済対策のとりまとめ作業に入る。政府・日銀が政策を総動員し、今春以降、低迷する安部ノミクス景気にてこ入れする狙いだ。日銀金融緩和の中身は、長期国債の買い入れ額を年30兆円増やして年80兆円にし、金利低下を促す。株価指数に連動する上場投資信託(ETF)は年3兆円、上場不動産投資信託(J―REIT)は年900億円にそれぞれ3倍増する。黒田総裁は決定後の記者会見で、日銀が掲げる「2%」の物価上昇率目標の達成を確実にするためだと説明した。株や不動産などへの投資が増えることを狙らってることは明らかで事実東証日経株価は一気に755円上昇し、今年最高値となった。

お金をどんどんばらまく異次元緩和は2年前に始まり、確かに円安、株高になったが、景気はいっこうに良くならない。所得格差が開き、多数派を形成する低所得者層の節約で消費は低迷したままだ。なのにさらに金融を緩和するという。金利を低下させてもほとんどゼロ金利に近い現実では低下の余地もなく、景気の刺激にはとうていならない。株価や不動産価格は上がっても消費者物価とは関係ないに等しいことは証明済みだ。90年の資産バブルとはじけた後遺症を考えると背筋が寒くなってくる。

米国は曲がりなりにもQE3からの脱出を計ろうとしている。ばらまき金融緩和の元祖米国は失業率も低くなり景気も緩やかに回復しているとのFRBの判断だが、イェーレン委員長のコメントでは所得格差が拡大したことに言及し、景気の回復も完全ではないとことを認めている。日本は大量の国債を発行したままで更に増やし、市場にお金を大量に押し込み、将来はどうなるのか不安と不透明な未知の領域に突入した。
 

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