行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

コロナ検証、映画で見たアウトブレイクが現実に

2021-08-13 18:35:08 | 災害

前回のブログで「政府のコントロールが効かない状況に突入した」と書いたが、鈍いマスコミもようやく「制御不能」と朝刊で報道した。東京の感染者は5773人と過去最大、専門家の予測が的中している。


昭島の感染者、8日に20人を超え驚いたが、本日は30人を超えた。11万人の街でこれだけ感染者が増えると、身近にも聞こえてくる。知人の知人のお孫さんが都内で感染し、陽性で高熱だが保健所からは何の連絡もなく高齢の祖父は2回ワクチン接種だが、お母さんはまだ未接種、不安いっぱいとのこと、自宅療養の122人の一人だがほったらかし状態で、何時死者が出ても不思議ではない。国民皆保険で高い保険料を払っているのに???

小池知事は他県には行かないようにと言っているが、昨日の立川駅は都から脱出しようとするスーツケースを引きずる人が多く見受けられた。行政の要請など誰も信用しなくなった。パリでは即、高速道路を封鎖した。

 

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コロナ検証、無責任政府は今でも続く

2021-08-11 17:05:10 | 災害
 
あきれた首相の発言、コロナ対策やる気無し

かねて指摘してきたが新規感染者が1000人をはるかに超え、日本は第2波に突入、それに対して何の有効な手段を執るどころか、長崎での首相の会見では全く危機感無し、自分が決めたGO TO......
 

昨年のブログと同じ状態が続いている。いやもっとひどくなっている。感染者は昨年の10倍以上、重症者が100箇所も入院先病院を探している状態、医療は崩壊している。政府は何かというとワクチン接種が進めば何とかなると言い訳、そのワクチン接種、昭島では接種予約の当日になって市役所から「ワクチンが足りないのでキャンセル、後日また予約を」という連絡が入ったと憤慨している人もいる。これでは内閣支持率もNHK29%、朝日28%と落ちるわけだ。

緊急事態宣言も無視され、若い人は繁華街で、飲み歩く、マスコミでもオリンピックの打ち上げで酔ってけが人が出るほどだ。政府のコントロールが効かない状況に突入した。菅内閣は昨年と同じく、重要な時期に国会閉会中、国民は何とかコロナに感染しないように自分の身を守るしかない。

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オリンピック閉会式、東京音頭でパリへバトンタッチ

2021-08-10 17:18:19 | スポーツ

達成感か閉会式は伸び伸びとした雰囲気で各国選手団は楽しんだ。48時間で帰国という縛りがあり、大部分の選手には気の毒だったけど、テレビで視聴したことだろう。

何回か前のオリンピックからテロに遭ったイスラエル選手や功績のあった関係者への鎮魂の儀式が行われ、今回は巫女の装束を模したダンサーが踊ったが、日本はこの週、旧盆にはいる。登場したのが東京音頭、式場が一遍に明るい雰囲気になり、踊り出す選手も多く、東京人としては嬉しくなった。欲を言えば阿波踊りぐらい登場しても良かった。観光も出来ずに帰国する世界各国の選手団に、日本の祭りの一端を見せられて良かった。

そして、2024年パリ大会へ豪華着物の小池真理子知事からディオールドレスのアンヌ・イダルゴパリ市長へオリンピック旗が渡されバトンタッチが行われた。同時に、8時間時差がある青空のパリが大画面に写され、トロカデロ広場には既に帰国していたメダリストが集結「有り難う東京、パリで会いましょう」と声援を送ってきた。歴史有るパリではガラスの宮殿グランパレやルーブル宮殿庭園が競技会場になることも紹介された。驚いたのはエッフェル塔に翻るCGと思えるパリオリンピック旗で大きさはサッカー場ぐらい有るという。3年後には見られることだろう。

何とか頑張って、パリのオリンピックを見物したいものだ。

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オリンピックで異次元の世界を見た

2021-08-09 13:39:43 | スポーツ

多くの種目がひしめいて、テレビ中継も各チャンネル総動員、視聴する選択に困るほどだった。その中で、年寄りにとって異次元の世界を見せてくれたのがスケートボードだった。孫が幼稚園の時、スケボーをやり出し、ヘルメットと膝当てしていても危ないから止めさせたかった。まさかそれがオリンピックの種目になるとは!!

中でもパーク女子の12歳開心那、15歳岡本碧優、19歳四十住さくらの選手が、異次元の業を披露してくれた。540度回転するなど信じられない。2回連続540を決めた四十住さくらが金メダルをとったが、この若い世代にはメダルの色は大きな問題ではなかった。この競技は3回チャレンジし最高得点で争うため、選手は毎回最高難度に挑戦する。そのチャレンジ精神には驚いた。しかも世界各国の参加選手はそのチャレンジに注目し、リスペクトと惜しみない拍手を贈る。岡本選手が540度に成功し、更に難度の高い業に挑み失敗してメダルを逃したが、参加選手が上がってきた岡本を皆でハグする様子には感動以外のものは無かった。皆仲間でライバルではないと開選手は言っている。これぞオリンピック精神だ。毎日8時間ぐらいの練習をした努力の結果だという。岡本選手は小学生の時から親元を離れ、コーチ宅に住み込みで練習した。

他の競技でも選手は日頃の鍛錬を重ねてきたことだろう。ゴルフの稲見萌寧も練習場で夜遅くまで打ち、9時間ぐらいやってコーチの方が顎を出したという。メダルを獲得するのは積み重ねた鍛錬の結果でメダルの色は関係ない。ニューヨークタイムズは銀メダルを獲得した日本の選手(レスリング文田健一郎)が泣いて申し訳ないと謝る姿を世界第2位なのに何故謝るのと書いている。

金メダル症候群に相変わらず陥っている日本のマスコミだが、金メダルだけがオリンピックではない。世界各国から参加した最高のアスリートの戦いぶりが醍醐味なのだ。日本のマスコミはメダルの数を金メダルの獲得数で順位付けをしているが、米国ではメダルの獲得総数で順位を付けている。この方式を先ず採用して金メダル症候群から脱出しよう。

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オリンピック女子ゴルフ、稲見の猛チャージで銀メダル

2021-08-07 18:40:22 | スポーツ

コロナ都内の感染者5000人超え、昭島の感染者も初めて20人を超えた。外には一歩も出ず、女子ゴルフ決勝ラウンドをテレビ観戦となった。

前半、優勝を争う最終組ネリー・コルダ、リディア・コは緊張のせいか、能面のような表情でロボットのような正確なショットでリードを保ち、稲見との差は5アンダー、この二人の優勝争いかと思えた。人間ロボットに割りこんだのがインドのアショックで母親がキャディをつとめ、世界ランク200位ながら強気のパットで一歩も引かなかった。コルダは7番のパー3でグリーン回りの寄せを2回も失敗し、ダボ、人間に戻った。

稲見萌寧は後半に入ると、ショットは2回ミスをしたがパットが入り出し、猛チャージ17番まで5バーディでいつの間にか17アンダー、トップに並んだ。惜しむらくは、18番セカンドショット、アイアンを使わずユーティティでバンカーのあごに直撃、ボギーとし、16アンダーで終了。稲見の追撃にコルダもコも意識したのか18番でバーディが取れず、17アンダー、16アンダーで終了。

稲見とコは初めて銀と銅のメダルを争うプレーオフに、舞台は18番ホールへ。後半猛チャージの稲見は好調ドライバーショットはフェアウェイをキープ、コは後半、ドライバーが右にそれることがあり、プレーオフでは右のバンカーに入れてしまった。グリーンの手前に池があり、グリーンを狙わず花道へ出した。稲見は今度はアイアンできっちりパーオン、コも花道から2mぐらいに寄せたが、やはり、緊張したのかパーパットが入らず。稲見の銀メダルが確定した。

コルダは2R(セカンドラウンド)の9アンダーの貯蓄が効いた。最終ラウンド、コルダは2アンダーに対し、稲見やコは6アンダーで追い上げ、コルダは優勝を意識してかなり精神面で緊張していたことが判る。もし、稲見が本戦18番でバンカーに入れず、パーでまとめ17アンダーでコルダと金メダルを争うプレーオフとなったら、精神面で強い稲見(下記談話)に充分チャンスがあった。

それにしても22歳の稲見萌寧、同世代の全英女子オープン制覇の渋野や全米女子オープン制覇の笹生に続き、日本の女子ゴルフの強さを世界に示した。19日から始まる全英女子オープンも大いに期待したい。

稲見萌寧の談話
「日の丸を背負って、メダル獲得。ゴルフでは初めてのことです。私の人生で一番名誉なことだし思います。重大な任務を果たせて、本当に良かった。プレーオフは勝率100%ですし、やると決まった時から、勝ちに行こうという気持ちです。銀メダルの要因は、やはり後半でパッティングの調子がとても良くなってきたことでしょう。振り返れば、(東京オリンピックが1年延期で)出場できたことが奇跡のようでした。現地で応援してくださった皆さん、またテレビ観戦で応援してくださった皆さん、ありがとうございます。(応援が)最後の力になりました」

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年金生活者のマネー、経営者CEOの重み

2021-08-05 14:59:34 | 年金生活者
 
パンデミック下、決算に見るCEOの力量

日経は「新型コロナウイルスの感染拡大で企業業績が大幅に悪化している。世界の主要企業を対象に2020年4~6月期決算を集計したところ、3社に1社で最終損益が赤字だった」と報じてる。そ......
 

100年に一度といわれるパンデミック、企業にとってはまさに正念場、経営者CEOの力量が問われる1年間だった。この間、大幅に業績を伸ばし、世界のトップ企業に躍り出たGAFAMとかテスラのトップは獅子奮迅の活躍をみせた。その内容は昨年のブログで紹介した。

その時、日本のそうした企業はどれか、正直よく判らなかった。個々の企業を調査することも大変なのでユニークな投信でオナーズ企業で業績の良い企業に投資する「東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン」を買ってみた。

6月30日現在で騰落率は1年で23.94%、3年で51.35%とまずまずの成績だ。分配率は1.65%、49社に投資しており、その基準は上場企業の中から次の基準で選んでいる。

経営者が実質的に主要な株主である企業を主要投資対象、その心は経営者が実質的に主要な株主である企業は、経営者のリーダーシップによる「長期的な株主利益の追求」「経営理念・哲学の貫徹」「迅速な意思決定(柔軟な経営戦略)」等の特徴を有すると考えられ、これらの観点からその優位性を判断するものとする。

尚、経営者が実質的に主要な株主である企業とは、経営者およびその親族、資産管理会社等の合計持株比率(実質持株比率)が5%以上である企業で、主な組み入れ銘柄は、SBSホールディングス、リゾートトラスト、ポーラ化粧品、パーク24,大塚商会など

年金生活者にはマスコミで登場する有名経営者しか知る機会はないが、この投信なら成長する中小企業で、信頼できる経営者をファンドマネージャーが選択してくれる。
 

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コロナ検証、ついに政府はコロナ敗戦宣言

2021-08-03 14:54:42 | 災害

菅義偉総理大臣は2日、関係閣僚会議で、「重症患者や重症化リスクの特に高い方には、確実に入院して頂けるよう、必要な病床を確保します。それ以外の方は、自宅での療養を基本とし、症状が悪くなれば、すぐに入院できる体制を整備します」とし、感染が拡大している地域では、中等症でも症状によっては、自宅療養とすることを決めた。これまでの「中等症以上は原則入院」から、事実上の方針転換で、コロナ敗戦宣言といえる。東京では搬送先の決まらない自宅療養者が1万人をこえた。

水疱瘡並みに感染力の強いデルタ株の感染者を自宅療養すれば、家庭は地獄化する可能性がある。文字通りパンデミックだ。感染症の基本対策、検査と隔離が不可能になった日だ。人口の自然淘汰とワクチン接種の競争が始まった。

昭島でも7月末から、新規感染者が2桁になり、急増ついに8月には累計感染者が1000人をこえる事態になった。病床は40にも満たないためか自宅療養者が50人と急増、市からの情報は下記の統計数字のみ、急激に増えた原因だとか病床を増やす対策とか一切説明はない。

新規感染者がゼロか一桁だった周辺地域、福生、羽村、武蔵村山などでも感染者は増えている。

 

都公表日 新たに発生した患者数 これまでの患者数の累計 退院者などの数の累計 入院中 宿泊療養 自宅療養 調整中 総数
8月2日 14 1016 891 37 13 47 28 125
 
8月1日 14 1002 889 36  12   50  15 113 
 
7月31日 15 988 885  36  8  44 15  103 
 
7月30日 17 973 877 36 10 33 17 96
 
7月29日 9 956 876 35 7 29 9 80
 
7月28日 19 947 862 43 8 15 19 85
 
7月27日 6 928 857 43 9 13 6 71
 
7月26日 6 922 854 38 10 13 7 68
 
7月25日 6 916 853 35  9 12   7 63
 
月24日 5 910 850  34 7 13 6 60
 
7月23日 9 905 845 32  6 12 10  60
 
7月22日 7 896 845 30 5 11 51
 
7月21日 6 889 844 27 4 8 6 45
 
7月20日 1 883 843 27 4 8 1 40
 
7月19日 4 882 843 26 4 6 3 39
 
7月18日 3 878 834 24   6 11  3 44
 
7月17日 4 875 833 23   5  10  42
7月16日 5 871 832 20 6 9 4 39
 
7月15日 5 866 828 17 8 8 5 38
 
7月14日 3 861 827 17 8 7 2 34
 
7月13日 0 858 825 16 8 8 1 33
 
7月12日 2 858 824 15 9 7 3 34
 
7月11日 8 856 821  13  9  4  9 35
  
7月10日 1 848 820  13 28 
 
7月9日 1 847 820 13 9 4 1 27
 
7月8日 2 846 820 13 7 4 2 26
 
7月7日 6 844 817 16 2 3 6 27
 
7月6日 0 838 815 16 4 3 0 23
 
7月5日 1 838 814 16 4 4 0 24
 
7月4日 1 837 814  14  4 23
 
7月3日 6 836 814  14  2 22 
 
7月2日 2 830 811 15 2 0 2 19
 
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女子ゴルフ、ルーキー吉田優利が5連続バーディで初優勝

2021-08-01 14:51:18 | スポーツ

昨日はテレビでオリンピック男子ゴルフを見ながら、PCで楽天スーパー・レディース最終ラウンドの熱闘を見た。最終組は黄金世代の高橋彩華、プラチナ世代の吉田優利、新世紀世代の西郷真央と若手がいずれも初優勝を目指し躍動した。前半、15アンダーの高橋が引っ張り、後半は5連続バーディの離れ業で吉田(18アンダー)が抜け出し、初優勝を遂げ、賞金1440万円とベンツCLAを獲得した。後半一時は先輩の浜田茉優が15アンダーでトップに立ったり、比嘉真実子(15アンダーで2位)が追い上げたが、若手の勢いを止めることは出来なかった。

プラチナ世代では古江彩佳、西村優菜が既に優勝しているが、これに吉田優利が続き、3羽ガラスの誕生かもしれない、3人が共通しているのは160cmに満たない小柄ながら250ヤードは飛ばし、ショットメーカーであることだ。それと今回のオリンピックで話題となったメンタル面で強いことだ。微笑みを浮かべながらラウンドしている。緊張をほごしメンタルヘルスに良い傾向を与えている。引きつった大坂なおみの顔は可哀相だった。

最終ラウンド66で回ったのは吉田と西村、そしてオリンピック代表の稲見萌で、調子を上げてきており、期待できる。また14アンダーで西郷真央、浜田茉優と4位に入った新人リ・ハナ(韓国)は申ジエ(10アンダー)をこえ、注目された。

 

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