真言宗 泉涌寺派 別格本山 雲龍院(御寺泉涌寺別院雲龍院)の風流の極意の姿です。悟りの窓です。
絵画の如くですが、自然の織りなす風景です。盆栽と相通じる精神性を感じます。
雲龍院のHPご案内から引用させて頂きます。
悟りの窓
書院悟之間の窓、「悟りの窓」は訪れる度に、その風景を変化させます。
書院悟之間の中ほどの所定の位置に、椅子が置かれています。「悟りの窓」の前に、ちょうど一人用の椅子が置いてあります。この椅子に座って「悟りの窓」を眺めて禅の心を感じ悟りを開く窓ですが、一時の凡人では勿論叶いません。その風景が何か心を打つことは間違いありません。(ここからは自分の記憶違いかもしれませんが、椅子と言っても普通に想像する椅子では無かった感じです。正座すると足がしびれてしまうためにお尻の下に敷く感じの椅子を少し大きくした椅子だったような記憶が薄っすらと残っています。)団体がお邪魔していますから、一人づつ座り悟りを開くには余りにも短い時間ですが、その素晴らしさは感じ取る事が出来ました。椅子の置かれている位置は悟りを開くのに一番適した場所である事は勿論ですが、悟りを開くまでの効果は自分自身にはありませんでした。しかし、心に沁みる空間との出会いであった事は間違いありません。
夜の帳の中での悟りの窓です。風景においても、より一層目的物が鮮明になり夜間は悟りを開き易くなるかもしれません。
因みに、こちらの三枚の写真は全てスマホにて撮影です。(ニコン一番レフと記載したもの以外は全てスマホです。)