御寺泉涌寺別院雲龍院です。今回がラストのスレッドです。
名前の通り雲と龍の雲龍院の入り口に鎮座しています。歩くと共に龍の顔の長さが変わって見えます。右から左にあるきます。
徳川慶喜が寄進した石灯籠ですが、薩摩藩により一旦は放置されたのをもどしたそうです。 皇室に関係のある霊明殿のお庭にあります。菊の御紋を照らす形で建っています。
床の間に三日月がさすように細工が施さラテいた風流を感じるようにできています。
床の間の壁に細工された明り取りから入った明かりが三日月になって映っています。八の字の左の細いところが廊下側からの光線を受けます。廊下を歩く人がいると三日月も一瞬ですが、消えてしまいます。
廊下の通る脇に一本の竹が刺さっています。その下には水琴窟があり、耳を当てるとそれは美しい雫の音(ね)が聞こえてきます。残念なことに写真は撮影しておりませんでした。
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