原子力発電が経済的にペイしなければ、自由主義国では原発は自ずと廃れます。共産国等一部の国ではこの経済原則が通用しないかもしれませんが、自由主義経済国家では、経済的に成り立たねば存続できないのは確かです。裏をかいせば政治的に廃止する強硬策を取らなくても、赤字を出してまで原子力発電に固執する必要はないのです。
原発を認める認めないは別にして、よりよい再生可能エネルギーが原子力より安価であれば、自然に神の領域の原子力発電は成り立たなくなります。ここ近年の安全性を担保するためにも規制が厳しくなり、且つ放射性廃棄物の半減期の長さゆえに天文学的な管理が必要となり経費を膨らませます。好むと好まざるに拘らす、危険なるがゆえに消滅する発電方法である事は確かです。
<グラフを見ての感想です。>
アメリカを別にして、フランスの原発大国が光るのが分かります。東日本大震災が2011年に発生しましたが、その後、再稼働で少しづつ戻って来ている日本でした。東京電力の社長など、想定外の出来事では無く有罪で刑務所に収監するのが筋だとおもいます。
データの出典元は石油メジャーで、今はエネルギー・メジャーに変貌したBP plc です。
Top 20 Countries Generating The Most Nuclear Energy