あかない日記

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台湾紀行(154) 帰国・台湾旅行を終えて

2014-02-02 | 台湾紀行

 

  台北市内の観光を終え 帰国の途へ

  台北・桃園空港を14:40に離陸 約3時間半にて成田へ無事着陸する。

  今回の台湾旅行は 4泊5日と短期間で 10都市を巡るという
 欲張った日程であったが
幸い天候等にも恵まれた。 

 しかし 帰国の直後 7月12日の夜から13日の未明にかけて
 台湾に台風が上陸し
被害があったとニュースがあったが 
 当方は 全日程 良天候のもと  無事帰国できたことに安堵。

 また この旅行で 台湾と日本の関係が 歴史的に俯瞰でき
 食べ物も美味しくいただけ
  当方の親密度も高まった。
 
  一方 日中 日韓の国民間の好感度や信頼感が低迷を続けているが
  日本と台湾の間の相互認識は 2013年1月調査では
  最も好きな国は 43%と台湾人が日本を挙げ
  日本への親しみを感じる人は 65%となっている。
   
 最後に 一周はしたが まだまだ いっていない所も多い
  再度 訪れてみたい国にもなった。 
     1月31日からは 春節 にはいり 今は お祝いの最中だろう・・・

 


台湾紀行(153) 神社仏閣

2014-02-01 | 台湾紀行

                                             行天宮にて


   今回の台湾ツアーで
   
   台中市 : 宝覚寺
   日月潭 : 文武廟
   台南市 : 孔子廟
   高雄市 : 慈済宮 忠烈祠
   台北市 : 行天宮 中正紀念堂 

  と多くの神社仏閣を巡ってきたが その違いは何か?

   「廟」─ 祖先の霊を祀る場所。 墓所は別に存在する。
   「寺」─ 仏教における祭祀施設。
   「宮」─ 特別の神を祀る神社の称。     
   「祠」─ 偉人や名士を記念して建てた紀念堂
      廟と似ていて祠廟と呼ぶこともある。

  ということだそうです。


台湾紀行(152) 占い横丁

2014-01-31 | 台湾紀行

  
  台湾は 占いの本場だそうで 

  「行天宮占い横丁」「士林夜市占い街」「龍山寺占い広場」が 
  “台北3大占い” のスポットになっている。

  こちらの写真は 「行天宮占い横丁」への入り口 
   行天宮前の地下道で
 H型をしている地下は
  東区と西区の2エリアに分けられ 

  どちらにも 11の占いブースが並んでいるそうだ。

  ちなみに ほとんどの占い師は 四柱推命 紫微斗数 手相面相をマスターし
  日本語でも対応できるそうで 日本観光客がかなり利用しているとか。

  また 占いといえば 夜のイメージだが朝からやっているそうだ。 

  残念ながら ツアー一行は 覗くことも無く 直接バスへ向かう。

 

 


台湾紀行(151) 聖投げ

2014-01-30 | 台湾紀行

 

  行天宮の境内に置いてある大きな箱の中に ”三日月形の赤片” が入っている。
  
    これは 何するものか? と見ていたら 
  
   参拝者が この赤片を 二枚持ち 床面に投げている。

  これは “”というもので 両手に一づつ持ち
 
   関聖帝君に 自分の氏名 生年月日 住所を 唱えるとともに

  
   “願い事”を一つだけ心で念じながら 聖を地面に落とし

  
    これで 聖の表と裏が出たら 「可」 表と表が出たときは「不可」

 また
  裏と裏が出てしまった時は  神様に願うものではない ということになるそうだ。

  しかし これは おみくじを引いて良いかどうかを 神様に確認する手続きで

  願い事をするのに おみくじを引くことの可否を 占う意味で

  ”願い事が叶うという意味ではない” のだそうだ。 

  
  なんだか ややこしいですね!

 


台湾紀行(150) 行天宮

2014-01-29 | 台湾紀行

 

  華山1914創意文化園區のあと 市内中山区にある「行天宮」

  別名「恩主公廟」 関聖帝君で三国志の関羽を祀っている。

  関羽は 日月潭の文武廟でも紹介したが 
  中国史上 もっとも人気のある武将で

  信用を非常に重視したため 商業の神様とされ 
  商売繁盛を祈願する人が多く参拝し

  北台湾で 参拝客が最多の廟の一つで 一日2万人が訪れるという。

  廟では 無料でボランテアの人が 線香を提供しており
  自分で用意する生花や精進料理 果物と共に供えている。

  境内に青い服を着た女性がいたが 
  この人に線香の煙をかけてむらうと 
  抜けた魂をもとに戻るのだそうだ。

 

 


台湾紀行(149) 華山1914創意文化園區

2014-01-28 | 台湾紀行

                        華山1914創意文化園區内

 

     このところ 庶民生活的な話題になりましたが
  再び市内の観光に戻しましょう。
 

  予定に少々時間があるということで 
  忠孝東路沿いの「華山1914創意文化園區」へ向かう。
 

  “華山”という名は 
  1922年に 日治時代の初代台湾総督「樺山資紀」の名前を取って

  この区域と現在の行政院付近を 「樺山町」と名付け
  戦後に「華山」と 改められて 現在に至っている。


  また“1914“は、園区内の最古の建築物が1914年に建てられたこと

  その後、華山の約100年の歴史がここから展開されたということから
  併せて 華山1914と名付けられた。 
 

  元々は酒造工場で 1914年に日本の「芳醸社」が清酒を生産するため
  当時 台湾最大の酒造工場を建てた。

  1922年に 日本政府は「酒専売制度(専売制)」を実施し
  政府だけが酒を販売することができるようになったため
  この工場を買収し 米酒や各種酒の製造を始めている。

   その後 この跡地を利用して新たに整備されて 
  現在は 台湾の文化の発信地とし 
  芸術交流やオリジナル商品販売など
 
 色々な展覧会やイベントが開催されているそうだ。

     


台湾紀行(148) トイレ事情

2014-01-27 | 台湾紀行

 

  我々の生活に必要付不可欠な

  食べたら 必ずのつき物 自然の摂理 「トイレ」の話題を

  ガイドから いの一番に 台湾で守ってほしい事項の一つに

  「トイレに トイレットペーパーを流さないこと?」があった。

  台湾のトイレ(厠所 洗手間) の使用勝手は 少々他の国と違う。

  という事は どこに捨てればよいか?

  便器の脇には“ゴミ箱”があるのでそこに!

  何故かは トイレの水圧が低いので すぐに詰まってしまうそうだ。

  日本のように 直ぐに水に溶けるような紙質であれば良いのだが
  
  そうでもないらしい。

  一方 街には 公衆トイレ「公厠」は多くはなく 

  また コンビニのトイレは開放していない

  しかし 欧州のように 入り口に立つ“トイレの神様”は居なかった。

 


台湾紀行(147) マンション事情

2014-01-26 | 台湾紀行

          この「翡冷翠山水代厦」とは “フレンツエ・マンション」

 

  先の話題が 庶民生活の公共インフラ的なものでしたので
  さらに今度は 個人的不動産を話題に


  日本のマンション等不動産の単位「坪数」は 居住面積だけだが
  台湾は 居住面積に公共(共有)面積も加算されているので
  実際に居住する面積を確認する注意が必要。
 

  ということで 台湾では 不動産を購入する際は
  通路やエレベーターホールなどの共有部分も
   購入価格に含まれていることになる。
 

  また 個人名義で借りた場合と法人名義で
  借りた場合とでは 家賃が違い 
法人契約だと10%高いそうだ。

  台湾では 家主は家賃の10%を源泉徴収し
  毎月 国に納税しなければならないので

  法人が相手だと 必ず 領収書を発行する必要があるため
  10%を上乗せすることになる。

  
  しかし 個人契約だと 領収書を発行せずに 脱税する家主が多いとか。

 


台湾紀行(146) 電力事情

2014-01-25 | 台湾紀行

 

                    台湾の電力量計は丸型

 

  先に電話・郵便の話題でしたので
   関連するかどうかは分からないが「電力事情」を話題に

  台湾の電力の歴史は
 日本統治時代に幾つかの電力会社が
   整備されていたが 
1977年に 政府資本の株式会社制に組織変更し
   あらたに 国営企業として 
「台湾電力公司」が組織されている。

   発電状況は 火力発電所11カ所 水力発電所11カ所
   原子力発電所3カ所で 稼動し

   その他を含め 年間総発電量は2300億kW。

   その内訳は 火力50%、原子力17% 天然ガス24% 石油4%
   水力発電3% 再生エネルギー2%、の割合になっている(2010年)。

   台湾は 資源もない産業立国であるので
  その電力供給事情は 逼迫している。

 
  日本の電力事情と同じく 原発に頼ざろう得ないのが現状だ。

  第4の原発は 計画から30年以上経つが
  建設反対の声があって その実現はかなり難しい。

  この計画には 東芝 日立など日本の技術で
  日本式の原発としているが 
台湾も島国で地震国
  加えて 福島の事故も反対の理由の一つになっているようで
     先が読めない事情にある。

 


台湾紀行(145) 郵便事情

2014-01-24 | 台湾紀行

              九份の郵便局  左隣はコンビニ「莱爾富 Hi-Life」

 

  前回は 電信事情でしたので 関連して 台湾の郵便事情を話題に
  写真は 九份の見学終えて階段・賢崎路を下りてきたところに
  郵便局があったが 
当日は日曜日でお休みでした。 

  郵便局の営業時間は月曜から金曜、朝8時半から夕方5時まで。
  写真手前にポストが見えるが 赤と緑のものがあり
  赤は 速達および国際郵便用で 
緑が 台湾国内普通郵便用となっている。

  国内便は 葉書2.5元 封書5元 書留25元。

  航空便は 葉書10元 封書10gまで13元(10g増すごとに9元)。
  速達30元増し 書留は 45元増し。

 


台湾紀行(144) 通信事情

2014-01-23 | 台湾紀行

 

  中正祈念堂の大忠門の前に 「中華電信股份有限公司」があった。

  そこで 台湾の「通信事情」は と調べてみた。

  台湾の携帯会社は 日本と同じように 中華電信 台湾モバイル
  遠傳電信の3社があり 
加入割合は 中華が半分を占め
  後2社が 折半 普及率は 2010年現在 約76%。

  また 固定電話は 中華電信 台湾固網 亜太電信
  新世紀資通の4社があって 
中華電信が市内電話の大部分を占めている。

  外国人の携帯電話は 台湾人の保証人がいないと 契約できないので 
  プリペイド式の携帯電話を 使うことになるようです。

 


台湾紀行(143) 光華数位新天地

2014-01-22 | 台湾紀行

 

   バスは 忠孝東路を行く 人の賑わう交差点に差し掛かる。

   この北側一体が 台湾の秋葉原といわれる地域で 秋葉原以上の規模とも。

   その東側には 台北科技大学があり 地下鉄 忠孝新生駅に近い。 

   写真のビルは 「光華数位新天地」で PCパーツや電子製品
 
  携帯 DVDなどの映像関連などが販売されている5階建ての電脳ビル。
 

   Acerや ASUSなど PC関連メーカーが 多い台湾だが
 
  最近の売れ筋は スマホやタブレットが 主になりつつあるようだ


 

 


台湾紀行(142) 京華城

2014-01-21 | 台湾紀行

 

  松山区八徳路 写真の建物 「双龍抱珠(龍に抱かれた珠)」の形を取る

  アジア最大のショッピングモールの「京華城」がある。

  京華城は 世界最大の球形建築物と台湾国内でも
  
  最大のL字型デパートが組み合わさった

 
  世界でも珍しい独特の造りとなっている。

  15フロアのショッピングモールには
 
  1000近くもの国内外のブランドショップが出店し


  映画館やパブもあり 深夜まで営業している誠品書店も入っている。


  因みに 2001年に240億台湾ドルをかけて建設されて
 
  総面積42,000坪 
球形建築の直径は58m 

  建物は85mの深さまで達する巨大な4本の柱を基礎としており

  L字型の館内は 高さ70m以上の吹き抜けになって
  
  その中をエスカレーターが横切っているとのこと。

 

 


台湾紀行(141)  微風広場

2014-01-20 | 台湾紀行

 

   「市民大道」と「復興南路」の交差点に位置する

  アメリカンスタイルのビル「微風廣場」は 
  
  台北初の大型ショッピングモールで 
 
  エンターテイメント グルメなどが楽しめる。

 
  微風廣場は、福岡のキャナルシティ博多
 
  上海のSuper Brand Mall 韓国のDongdaemun of Miglioreなどの

  有名ショッピングモールとともに 

  2001年11月に「Asian Mega S.C. ネットワーク」を結成しているので

  国を越えた経営や販売コンセプトの交流だけでなく

  インターナショナルな流行商品の流通が可能になっている。


  また 5F 紀伊国屋書店  6Fには 東急ハンズの中国語名

  「台隆手創館 HANDS TAILUNG」が入っている。



台湾紀行(140) 台湾ビール

2014-01-19 | 台湾紀行

 

  ツアーバス 八徳路二段を行く 途中に見える この建物は
  台湾で はじめてビールを製造した「台北啤酒工場」(建国啤酒廠)で
  台湾ビールの発祥の地でもある。 
  前身は 日冶時代の日本高砂麦酒株式会社。


  1945年に タバコ酒公売局の接収管理となった後
  何度か改名 し1975年に「建国ビール工場」と改名している。

  そして 2002年に現在の「台北啤酒工場」となった。

  しか し一時立ち退き取り壊しの危機があったが市民運動により
  紅楼 緑楼 冷凍室とその設備 ボイラー室とその設備
  および木造の建物などが 台北市から2000年に古跡として指定された。


  1919年の設立から現在までの 台湾ビールの歴史的発展及び
  文化や経済面からも その変遷と繁栄などを見学できるようだ。