尻屋崎から太平洋側沿いの道を進むと 民家には
軒を並べてコンブが干されている。
その一軒にお邪魔して コンブのことを尋ねてみた。
「このコンブは根コンブで硬いが 血圧によく ダシによく
削ってとろろコンブとしても 高く売れる。」とのことだった。
この地区でのコンブ取りは海岸に打ち上げられてものが
多く 厳冬の海に浸かりながらでも採取するそうだ。
昆布の名前の由来は、コンブの古語「ヒロメ=広布」
音読では「コウフ」 これが訛って「コンブ」になったという説や
アイヌ語の「クンプ」が「コンブ」に転じた説もある。
端切れコンブは仕分けされる