(TOKYOMX アートステージから)
先日(11月7日) 当ブログで
版画家 川瀬巴水(1883-1957)
に触れたが
11月28日は 明治時代の浮世絵師
小林清親 が亡くなった日
小林 清親(きよちか)は
江戸の木版技術を継承して
最後の浮世絵師の一人といわれた。
1847(弘化4)年
江戸本所 御蔵屋敷頭取の
子として江戸に生まれる。
1862(文久2 )年
父の死により15歳で家督を相続。
幕臣として維新の動乱期を過ごす。
1874(明治7)年
画学の道へ。
1876(明治9)年
従来の浮世絵に光と陰影を
取り入れた「光線画」と称される
風景版画を発表し人気を博す。
1884(明治14)年
「清親ポンチ」と呼ばれる
戯画・風刺画を新聞などに掲載する。
1894(明治27)年
「清親画塾」を開く(~1896年)
1915(大正4)年
死去 享年69
*光線画とは
浮世絵の一種。
明治時代初期に
小林清親によって
始められた新しい様式の
名所絵や風景画。
同時期の他の浮世絵師たちが、
明治期特有の毒々しい色彩を
使用していたのと対照的に
清親らは文明開化の波に晒された
江戸から東京へ移りゆく
都市景観を、光と影を
効果的に用いて
新しさと郷愁とが同居した
独自の画風で描き人気を博した。
(Web資料から)
*ポンチ絵
風刺や寓意を込めた
こっけいな絵や漫画
また 概略図や構想図で製図の
下書きとして作成するものや、
イラストや図を使って
概要をまとめた企画書などのこと。
(ウキペディア他)